第13次五カ年計畫綱要(以下略稱:綱要)が16日の第12期全人代第4回會議で採択され、17日に正式に公布された。人民日報海外版が伝えた。
小康(ややゆとりのある)社會の全面的完成という奮闘目標を前に、6萬6000字に上る綱要は今後5年間の発展の青寫真をどう描いており、どの面から中國を変えるのだろうか?
■5大理念が方向を先導
革新、協(xié)調(diào)、緑色、開放、共有という5大発展理念は第13次五カ年計畫ないしはそれ以上の長期間における中國の発展の構想、方向、重點を集中的に體現(xiàn)しており、全局、根本、長期性を押さえた導きだ。
綱要で革新という言葉は200回余り、協(xié)調(diào)、緑色、開放、共有などの言葉も平均數(shù)10回出現(xiàn)する。5大発展理念は全文を貫き、今後5年間中國がどのような構想に従い、どのように行動するのかを明らかにしている。
例えば「革新」について綱要は「全面的革新における科學技術革新の先導的役割を発揮し、基礎研究を強化し、獨創(chuàng)的革新、統(tǒng)合的革新、導入?消化?吸収再革新を強化し、自主革新能力の強化に力を入れ、経済?社會発展に永続的原動力を與える必要がある」とした。「開放」については「法治化、國際化、円滑化された経営環(huán)境を整備し、協(xié)力?ウィンウィンにプラスで、國際投資?貿(mào)易ルールに見合った體制?制度を整える」「陸海內(nèi)外連動、東西雙方向開放の全面的開放の新構造を築く」などを重要な內(nèi)容として盛り込んだ。
■多分野で大型プロジェクトを展開
理念は発展の方向を指し示し、分野は実行のレベルを體現(xiàn)する。綱要によると、第13次五カ年計畫期に中國は科學技術革新、構造の高度化、インフラ、環(huán)境、民生改善などの分野に関わる100件に上る重大なプロジェクトの実施を計畫している。これは中國の経済、社會、民生など各方面に計り知れない影響を與え、國際社會にも重大なチャンスをもたらす。
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