特殊製品であるパソコンはまず軍需産業(yè)として歐米諸國は中國に最も厳しい制限を課したため、獨(dú)自の道を辿るしかない。次にコンピューター、特にパソコンにおいては日本のメーカーが絶対的優(yōu)位に立っていた。現(xiàn)在、東芝、富士通、ソニー、パナソニックは日本における主要メーカーであるのだが、日立、キャノン、OKI、シャープ、パイオニア、カシオ等のパソコンを使用したことがあるやや年を取った人は、パソコン分野において日本のメーカーはどれぐらい凄かったかがわかるはずだ。

ところが今や、世界最大のパソコンメーカーはレノボである。同社は2011年にNECのパソコン事業(yè)と合弁會(huì)社「レノボNECパソコンホールディングス」を設(shè)立したのち、日本メディア「日系トレンド」誌は2015年4月20日付の報(bào)道の中において「日本の市場(chǎng)シェア率は41.9％を占める」と発表した。當(dāng)然ながら、日本の市場(chǎng)における日本の消費(fèi)者感情や習(xí)慣を考慮し、依然としてNECブランドを使用しているが、レノボを直接使用する人も相當(dāng)多く、シンクパッドに加えてレノボ傘下の3ブランドが共同で力を発揮したことで、日本國內(nèi)において比肩できる他のブランドは存在しない。世界のその他の地域でも競(jìng)爭(zhēng)できる相手はデル、ヒューレット?パッカードしか存在せず、生産量においてはレノボの相手にはならない。

國外において、資本が中國、若しくは企業(yè)の大株主が中國であるため、特にブランドの中國屬性を強(qiáng)調(diào)するべきだろうか？レノボの行動(dòng)から見ると、そのような必要なない。日本の消費(fèi)者がNECを好むなら日本ではNECで勝負(fù)し、米國の消費(fèi)者がシンクパッドを好むなら、このブランドを殘すが、世界や日本で最も大きな勢(shì)いがあるのはレノボであり、認(rèn)めるか認(rèn)めないに関わらず、各國で調(diào)査した數(shù)字が十分な証拠になれる。

関係報(bào)道によると、納品の効率を上げるため、レノボグループは一部の製品の生産拠點(diǎn)を日本の山形県米沢市のNEC工場(chǎng)に移すと同時(shí)に、顧客満足度を上げようと、アフターサービスの修理も米沢で行うことにした。このほか、2015年、レノボジャパン株式會(huì)社はスマホ市場(chǎng)に參入することを発表した。レノボはすでに日本のパソコン、タブレット、スマートフォンなど多くの分野で活躍している。

テレビドラマ「半沢直樹」の中に頻繁に出てくるシンクパッドがレノボの企業(yè)イメージ広告なのかどうかについては我々は知る由もない。しかし、日本で様々な會(huì)議に參加していると、レノボのパソコンを直接持って會(huì)議に參加する人を見かけ、パソコンを開くとレノボのマークが瞬時(shí)に目に飛び込んでくる。このような現(xiàn)象がますます多くなってきており、人々もこのことに十分に慣れてきた。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月29日