國防部（國防省）の楊宇軍報道官は3月31日の定例記者會見で、「日本側(cè)は中國側(cè)が自らの島?礁に必要な防衛(wèi)施設(shè)を設(shè)けることを『航行の自由の破壊』と非難すると同時に、狹い國際水路周辺で軍事力の配備を強(qiáng)化している。近年、日本は軍事?安全保障政策を大幅に変更し、平和憲法の制約を突破している。これは各國の強(qiáng)い警戒に値する」と指摘した。

【記者】日本防衛(wèi)省は3月28日に與那國島に沿岸監(jiān)視部隊を配備した。続く29日には新安保法が正式に施行された。日本側(cè)のこの一連の行為についてコメントは。

【楊宇軍報道官】確かにわれわれは最近日本側(cè)が軍事分野で非常に活発であることを感じている。また、中國による南中國海の島?礁のいわゆる「軍事化」を聲を大にして非難し続けていることにも留意している。今日われわれは、中國の臺灣と釣魚島（日本名?尖閣諸島）から100キロ余りしか離れていない與那國島で日本が一體何をしたのかを見ている。報道によると、過去にはこの島には警察が2人しかおらず、銃弾も10発しかなかった。だが現(xiàn)在では、自衛(wèi)隊員が一気に150人も増派され、今後即応歩兵連隊も配備されるという。他國を非難し続けてきた日本側(cè)は、自らの行為をどう説明するのか？また、日本側(cè)は「航行の自由」という言葉を口にするのを一貫して好んでいる。南中國海は大変広大だが、自らの島?礁に必要な防衛(wèi)施設(shè)を中國側(cè)が設(shè)けることは「航行の自由の破壊」と非難される。では東中國海と西太平洋をつなぐ國際水路である狹い與西水路周辺で軍事力の配備を強(qiáng)化する日本側(cè)の行為は何というべきなのか？

また、新安保法に関しては、最初の議論、制定から施行まで日本の國內(nèi)外に多くの問題視と反対の聲があることにわれわれは留意している。歴史上、日本軍國主義は國際社會、特にアジア諸國?國民に甚大な慘禍をもたらした。近年、日本は軍事?安全保障政策を大幅に変更し、平和憲法の制限を突破している。日本が歴史の覆轍を踏むのかどうかは、各國の強(qiáng)い警戒に値する。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月1日