日本の児童劇「なにができるかなスペシャル」の舞臺の様子

西安児童劇はストーリー性に秀でる

ここ數(shù)日、どこの公演でも西安児童蕓術(shù)劇院による「新?ウサギとカメ」が一番子供たちの視線を釘付けにしている。子カメと子ウサギの競爭に、中國文化ならではのネタが各所にちりばめられているほか、狡猾なキツネの審判が「カメを陥れる神業(yè)」を発揮して、マラソントレーニングクラスを開講するなど、日本の児童劇のシンプルさに比べると、西安の児童劇はストーリーに味わいがあり、すばらしい。昨日上演された「お姫様の髪飾り」も観客が會場を埋め盡くす盛況ぶりだった。

ストーリーが長く、サスペンスドラマ仕立てとなっており、ストーリー全體が紆余曲折を経た盛り上がりを見せるほか、衣裝や道具も非常に追及されていて、これこそ西安児童劇の最大の特徴と言えるだろう。日本の児童劇はストーリーが比較的単純なのに比べ、西安の児童劇はストーリーが練られていて、創(chuàng)作性も十分だ。多くの保護者や教師に取材したところ、この児童劇2作品への評価はいずれも高く、もし互いに參考にして補い合えば、児童劇は優(yōu)しさやアイデアに満ち溢れ、説教的な色彩が減っていくことだろうと語った。

「なにができるかなスペシャル」の他にも、近々「従前従前天很矮（昔々は低かった）」や「ひつじのショーン」、「Good· Morning」、「マッチ売りの少女」などが西安市內(nèi)の學(xué)校や劇場で上演予定なので、是非観劇してもらいたい。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月11日