1956年以降、日本は高度経済成長期に入った。人々の生活レベルは絶えず改善され、多種多様な商品への需要が生まれた。商品のデザインの質(zhì)やサービスの質(zhì)も企業(yè)がますます重視する対象となってきた。商品の信頼性、安全性、経済性、そしてデザイン性、原材料といった點は、製造部門だけ依存では足りない。消費者がデザインや品質(zhì)、サービスのいずれに対しても満足のいく製品を提供するためには、市場調(diào)査、開発、デザインからアフターサービスという全プロセスにおける質(zhì)の管理が必要になる。

日本は1951年に「デミング賞」を設立した?！弗钎撺螗百p」は2種類あり、一つは品質(zhì)管理の研究と普及に貢獻した人物に贈られるデミング賞本賞と、もう一つは品質(zhì)管理を推進して成果を挙げた「デミング賞実施賞」だ。1960年、日本科學技術(shù)連盟、日本規(guī)格協(xié)會、日本商工會議所は毎年11月を全國「品質(zhì)月」と定め、こうした措置は全社會の品質(zhì)の意識を高めてきた。

全面的品質(zhì)管理が日本で成果を挙げたのは、日本の特色である企業(yè)文化的土壌と密接な関係がある。経済學者の中山伊知郎氏は日本企業(yè)管理基礎(chǔ)における著名な三大原則を定義した。一つ目は、政府と企業(yè)は技術(shù)革新の推進プロセスにおいて、雇用のチャンスを減らすのではなく可能な限り拡大すること。二つ目は、企業(yè)は如何に技術(shù)革新をするかについて商工會議所と協(xié)議すること。三つ目は、技術(shù)革新によって創(chuàng)造された経済利益は企業(yè)と労働者で共有すること。この三つの基礎(chǔ)の上に、日本は年功序列制、終身雇用制、全員懇談會といった管理モデルを構(gòu)築してきたのである。（編集MI）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月12日