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2016年5月23日  
 

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電子書籍が紙の書籍に取って変わるか? (2)

人民網(wǎng)日本語版 2016年05月23日08:33

広く淺くが現(xiàn)代人の傾向か

デジタル読書の勢いを止めることはもう誰にもできないが、実際には、その質(zhì)はばらばらで、構(gòu)造も複雑だ。

調(diào)査報告書によると、デジタル読書のコンテンツの出所を見ると、「微信(WeChat)で登録した公式アカウントから送られてくるコンテンツやモーメンツにアップされたコンテンツ」が過半數(shù)を占め、2位の「ブラウザーで見られるウェブサイトのコンテンツ」を30ポイントも上回った。男女の差を見ると、男性が「ニュースアプリ」を好んでいるのに対し、女性は、「微信、SNSアプリ」、「文學サイト」を好んでいる。

統(tǒng)計を見ると、人々の読書に対するニーズが多元化し、うち、ニュースに対するニーズが特に高まっている。そして、情報量の多い「ニュースアプリ」が、欠かすことのできない必須アイテムとなっている。

その他、読書における忍耐力低下が、中國人の読書行為における大きな特徴となっている。「広く淺い」読書が明らかな傾向となっているのだ。コンテンツの出所のうち、「微信で登録した公式アカウントから送られてくるコンテンツやモーメンツにアップされたコンテンツ」が過半數(shù)を占めていることがその傾向を浮き彫りにしている。ある研究者は、「功利的な読書が、文化的な読書より人気があり、流行本が定番の名作より人気がある。そして、知識の習得より情報量のほうが勝り、文學を楽しむより、ニュースに注目するようになっており、理論を探求するより、娯楽を追求するようになっている。これらが、デジタル読書時代に見られる普遍的な特徴」と分析している。


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