米FOXニュース(電子版)は5月26日、中國(guó)がステルス性能を備えた無(wú)人機(jī)を初めて南中國(guó)海に配備したと報(bào)じた。軍事専門家の尹卓氏は中國(guó)中央テレビ(CCTV)のインタビューに「南中國(guó)海は中國(guó)の捜索救難責(zé)任區(qū)域であり、広域を管理?コントロールする必要があるため、たとえ無(wú)人機(jī)を使用しても正常なことだ」と述べた。
報(bào)道によると、國(guó)際商業(yè)衛(wèi)星企業(yè)が先月撮影した衛(wèi)星畫像から、中國(guó)が西沙(英語(yǔ)名パラセル)諸島の永興(英語(yǔ)名ウッディー)島に「Harbin BZK-005」型の長(zhǎng)距離無(wú)人機(jī)1機(jī)を配備したことが判明した。現(xiàn)時(shí)點(diǎn)ではミサイルなど武器発射能力は備えていないが、航続時(shí)間は40時(shí)間に達(dá)する。以前の報(bào)道によると、「Harbin BZK-005」はステルス性能を備えた中國(guó)製の中高空長(zhǎng)距離無(wú)人偵察機(jī)で、偵察や情報(bào)収集を主な任務(wù)とし、中國(guó)版「グローバルホーク」と呼ばれる。
外國(guó)メディアが南中國(guó)海における中國(guó)の軍事行動(dòng)を過(guò)熱報(bào)道し、とりわけ永興島を注視するのはなぜか?
中國(guó)社會(huì)科學(xué)院で領(lǐng)海問(wèn)題を?qū)熼Tとする王暁鵬氏によると、米國(guó)は近年「アジア太平洋リバランス戦略」を打ち出し、中國(guó)に対して二重の圧力を加え続けている。1つには、いわゆる「航行の自由作戦」を通じ、高頻度の軍事演習(xí)を利用して海洋で圧力を加えている。もう1つには、心理?世論面の圧力として、海洋を始めとする「中國(guó)の脅威」をでっち上げている。南中國(guó)海で中國(guó)がどんな合理的、合法的な行動(dòng)を取ろうとも、米國(guó)は色眼鏡で問(wèn)題を見る。
王氏は「南中國(guó)海の國(guó)際問(wèn)題化を推し進(jìn)める米國(guó)の手段は多種多様だ。1つには、関係國(guó)を抱き込んで紛爭(zhēng)を引き起こし続け、いわゆる南中國(guó)海をめぐる爭(zhēng)いの常態(tài)を維持している。もう1つには、南中國(guó)海問(wèn)題の複雑化と拡大を推し進(jìn)めている」と指摘した。
中國(guó)が永興島に無(wú)人機(jī)を配備した場(chǎng)合、南中國(guó)海區(qū)域の管理?コントロールにとってどのような積極的意義があるのだろうか?尹氏は「南中國(guó)海における中國(guó)の島?礁面積は比較的小さく、島?礁建設(shè)を行ない、面積が多少拡大しても、依然絶海の孤島であり、補(bǔ)給は非常に困難だ。1つには、無(wú)人機(jī)によって要員の配置を減らすことができる。また、南中國(guó)海は中國(guó)の捜索救難責(zé)任區(qū)域であり、広域を管理?コントロールする必要があるため、無(wú)人機(jī)を使用するのも正常なことだ」と指摘した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年6月2日
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