聯(lián)想（レノボ）集団はこのほど、6年ぶりの赤字を告げる決算報(bào)告を発表した。レノボの楊元慶會(huì)長兼最高経営責(zé)任者（CEO）は、前年度の業(yè)績には予想と一定の開きがあったためとして、取締役會(huì)のボーナスと譲渡制限付株式の辭退を自ら申し出ることを明らかにした。「京華時(shí)報(bào)」が伝えた。

レノボがこのほど発表した前年度決算報(bào)告では、純損益が1億2800萬ドル（約142億円）に上り、6年ぶりの赤字だった。楊會(huì)長は決算報(bào)告発表會(huì)で、「前年度業(yè)績と予想の間には一定の開きがあったため、取締役會(huì)のボーナスと譲渡制限付株式を自ら辭退する」と述べた。

レノボの管理職の報(bào)酬は、基本報(bào)酬、ボーナス、長期奨勵(lì)の3つで構(gòu)成されている。長期奨勵(lì)は一部が譲渡制限付株式、また一部がストックオプションの形で支給される。楊會(huì)長は、「自分の2016～17年度分の譲渡制限付株式を辭退し、來年はストックオプションのみ受け取ることにする。譲渡制限付株式は現(xiàn)金に似ているが、ストックオプションは企業(yè)の株価が上がらないと価値がないものだからだ。こうした行動(dòng)によってレノボの未來の発展に対する信頼を明らかにしたい」と理由を述べた。

さきに伝えられた情報(bào)によると、レノボは業(yè)績不振により、上層部の報(bào)酬を調(diào)整したという。だが楊會(huì)長は、「レノボは上層部の報(bào)酬を調(diào)整したことはなく、ボーナスを減額しただけだ」とコメントしている。

楊會(huì)長は11年以降、「中國で最も豊かなCEO番付」の1位を獨(dú)占してきた。昨年に米経済誌「フォーブス」の中國語版が発表した「2015年中國資本香港上場企業(yè)CEO報(bào)酬番付」でも1位になり、年間の報(bào)酬額は1億1896萬元（約20億円）だった。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月30日