このほど開(kāi)催された「中國(guó)家庭建設(shè)?教育トップフォーラム」において、中國(guó)の家庭のうち、「子供の教育は全て母親に任せている」家庭は5割を上回り、「両親が共同で子供の責(zé)任を負(fù)っている」家庭は3割にとどまり、「父親が子供の教育を擔(dān)當(dāng)している」家庭はわずか1割という狀況が明らかになった。人民日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

また、家庭教育は、インターネットの普及によって生まれた新たな課題に直面している。調(diào)査によると、インターネットを使用している子供は、都市部で7割以上、農(nóng)村部で57.7％をそれぞれ占め、「第三者」であるインターネットが家庭生活に入り込んでいることで、これまでの「権威型家庭教育」パターンは課題を突き付けられている。

さらに調(diào)査から、現(xiàn)在の中國(guó)の親は、子供の成績(jī)に過(guò)度に関心を寄せている現(xiàn)狀が浮き彫りになった。小學(xué)生の8割以上が放課後も課外學(xué)習(xí)に臨んでおり、約半數(shù)の家庭では、親子のコミュニケーションにおいて勉強(qiáng)が主な話(huà)題となっており、學(xué)生の4割は、帰宅後、外で遊ぶ時(shí)間を確保することができていない。

中國(guó)青少年研究センターの孫雲(yún)暁?副センター長(zhǎng)は、「現(xiàn)在、小?中學(xué)生の子を持つ家庭の家庭教育はかなり理想に近いが、0歳から6歳の子供に対する家庭教育は軽視されている。とりわけ、0―3歳の幼児教育に対する対応は極めて貧弱だ」と指摘した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年6月16日