日本「ネットカフェ」

インターネットカフェで寢泊りする日本の若者の苦しい生活を描いたドキュメンタリー「日本の使い捨て労働者：ネットカフェ難民」が注目を集めている。同作品は11日、2015世界報(bào)道寫真コンテストの長(zhǎng)編部門で3等賞を受賞した。「ネットカフェ難民」は日本の女性カメラマン、深田志穂氏が數(shù)年かけて撮影した「日本の使い捨て労働者」シリーズの一部で、「ネットカフェ難民」の他にも「過(guò)労死」、「ホステス」、「ゴミ捨て場(chǎng)」といった作品もあり、いずれも日本の現(xiàn)在の社會(huì)?雇用に存在する數(shù)々の問(wèn)題を描いている。中國(guó)広播網(wǎng)が伝えた。

カメラマンは同作品を通じて、不安定な雇用の問(wèn)題がグローバルに拡大していることに懸念を示している。米國(guó)の貧困人口は近年、再び史上最多を更新して5千萬(wàn)人に達(dá)し、同國(guó)がここ11年で最高のGDP成長(zhǎng)率を達(dá)成したこととは明らかなコントラストをなしている。歐州もギリシャなどの債務(wù)問(wèn)題で暗黒が立ち込めている。こうした背景の下、この日本のドキュメンタリーは歐米で大きな共感を呼んでいる。

同様に、世界第2のエコノミーである中國(guó)でも若い労働者のキャリア発展と安全?健康の問(wèn)題が世界的な注目と論議を呼んでいる。ますます多くの人が中國(guó)のマクロ経済狀況における若者の姿に注目し、彼らの生活狀況や人生の選択を注視している。多くの中國(guó)の若者が故郷を離れ、狹苦しい工場(chǎng)の寮や北京、上海、広州のビルの地下室の部屋をシェアリングして暮らしており、同ドキュメンタリーの登場(chǎng)人物と同じような迷いと憧れの中で過(guò)ごしている。（編集YH）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年3月31日