人民日?qǐng)?bào)は22日付の「鐘聲」署名論評(píng)『米國よ、武力誇示が覇権行為だ！』で「米國は南中國海問題において極めて破壊的な役割を演じている。中國の領(lǐng)土と海洋権益に対する米國の誰はばかることない挑発こそが、情勢(shì)を緊張させている根本的原因だ」と指摘した。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

論評(píng)は「武力を誇示することでいわゆる安全維持のメッセージを伝え、さらには相手を抑止する姿勢(shì)を示す。こうした事を米國は全くもって余りにも多く行なっている。中國を標(biāo)的にした米國のこの手口は、全くもって相手を間違えている。この誤った判斷の背後にあるのは、ワシントンの焦燥と思い上がりであり、その覇権の本性の真の表しでもある」とした。

また「しばらくの間というもの、米國はまことしやかに南中國海軍事化の危険を誇張し、地域の平和?安定破壊のレッテルを中國に貼ってきた。だが実際に人々が目にしたものは、米空母の到來、米戦略爆撃機(jī)の飛來、『航行の自由』を名目にした米イージス艦による中國の島?礁へのたゆまぬ接近、米國と同盟國による相次ぐ軍事演習(xí)だった」と指摘した。

論評(píng)は「南中國海問題において、國家主権と領(lǐng)土の一體性を守る中國の意志は盤石だ。中國のものでなければ少しもいらないし、中國のものであるはずならば寸土でも必ず守る。この點(diǎn)について、いかなる者も幸運(yùn)を當(dāng)てにしたり幻想を抱くべきではない。中國は引き続き関係?？栅螤顩rを厳しく監(jiān)視するとともに、狀況を見て適切かつ必要な措置を講じて、中國の領(lǐng)土主権と安全保障上の利益が脅かされる事態(tài)の発生を防ぐ。南中國海の平和?安定に関わる原則的問題において、中國は他國に勝手な真似はさせない」と強(qiáng)調(diào)した。

また「軍事行動(dòng)による覇権維持は、センセーションを一時(shí)起こす効果があるかもしれないが、いかなる物事にも譲れぬ一線があり、ひとたび火遊びが度を越せば代償を払わねばならないということを米國は明確に認(rèn)識(shí)すべきだ。その時(shí)米國が対処せねばならない複雑な局面は、軍事演習(xí)を1、2回実施したり、脅し文句をいくつか吐けばすむような気楽なものではないだろう」との考えを示した。

このほど、米空母2隻がフィリピン周辺海域の軍事演習(xí)に同時(shí)に現(xiàn)れた。米海軍のリチャードソン作戦部長は20日、新アメリカ安全保障センター（CNAS）の會(huì)議で「米國が空母2隻を同一海域の演習(xí)に派遣することはあまりない。これは地域の安全維持に米國はコミットしているとのメッセージであり、関係國に対する『抑止』でもある」と公然と言い放った。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年6月24日