子ども向けぬいぐるみ人形劇で有名な日本の老舗劇団?劇団飛行船が、8月13、14日に北京市の天橋劇場(chǎng)で人形劇「白雪姫」の公演を行う。これは同劇団にとって北京での初公演となる。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

同劇団は1987年に日本東京優(yōu)秀児童劇大賞を受賞。設(shè)立からすでに30年の歴史があり、現(xiàn)在まで人形劇「白雪姫」を世界各國で公演している。アジアの國?地域では主に韓國、タイ、臺(tái)灣地區(qū)、香港地區(qū)、マカオ地區(qū)などをしばしば訪れている。

仕事の関係上、劇団飛行船海外事業(yè)部の張維権団長はほとんど日本に帰らず、一年の大半は団員と世界公演に出かけている。しかし、中國大陸での公演に関しては、他の國とは違った並々ならぬ思いがある。その理由は単純で、張さんが華僑だからだ。50歳を過ぎた張さんはかつて中國戯曲學(xué)院で學(xué)んだあと、日本で日本語を?qū)Wんだのだという。優(yōu)秀な張さんは卒業(yè)後、日本で就職し、定住している。

張さんは故郷に帰って同輩や若者、特に張さんたちの人形劇を認(rèn)めてくれている親友に會(huì)うたび、深い感慨を覚えるという。四川省徳陽市での公演後に、ある幼稚園の園長が感慨深げに、「こんなにも生命力あふれる人形劇を見たら、中國の子どもたちもきっとこの生命力を感じてくれたにちがいない」と話してくれたことがいつまでも頭に殘っているのだという。華僑としてこのように認(rèn)められ、張さんは非常に感激し、団員と一緒に努力した成果が実ったと感じている。人形劇「白雪姫」などの演出において、張さんはずっと赤子の心のような誠実さと愛する気持ちを持つように心がけていると語った。（編集YK）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月15日