趙さんは、「確かに『新一線都市』を志向する學(xué)生は多い。自分なら、都市の今後の発展の見通しをまず考える。自分は東北出身だが、南方で働きたいと考えている。たとえば長沙は、ここで數(shù)年間勉強(qiáng)して、都市の活力というものを感じている。就職先としては悪くない選択だと思う」と話す。

▽起業(yè)精神を歓迎

「大衆(zhòng)による起業(yè)?革新（イノベーション）」ブームの高まりとともに、大卒者にとって起業(yè)も選択肢の一つになった。今年7月にQQブラウザが発表したビッグデータ報(bào)告をみると、「95後」の15％以上が起業(yè)を考えており、インターネット、ハイテク、農(nóng)業(yè)?養(yǎng)殖などが興味のある起業(yè)の分野となっている。しかしこのほど取材した數(shù)人の大卒者の話によると、「身近な同級生で就職活動(dòng)をせずに起業(yè)に踏み切った人はいない。ベンチャー企業(yè)に応募した人が何人かいるだけだ」という。

清華大學(xué)経済管理學(xué)院の張幃準(zhǔn)教授（清華x-labの起業(yè)代表と學(xué)術(shù)代表を兼任）は、「起業(yè)には優(yōu)れたチャンス、資源、チームが必要だ。一般的に言って、本科生（4年生大學(xué)學(xué)部生）が卒業(yè)後にすぐ起業(yè)するケースは少なく、修士や博士になると相対的にやや多くなる程度だ。このような狀況なので、大學(xué)で革新起業(yè)教育が十分に行われれば、學(xué)生の就職活動(dòng)にとって積極的なサポートになるだろう」との見方を示す。

また張準(zhǔn)教授は、「アリババ（阿里巴巴）や中興通訊などの大企業(yè)は、起業(yè)のトレーニングを受けた學(xué)生、起業(yè)にトライしたことのある學(xué)生を採用したがる。こうした人材には突破力と革新の意識があり、チームでの共同作業(yè)もよくわかっていると考えられるからだ」と指摘する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月7日