共同通信社の報(bào)道によると、日本の自衛(wèi)隊(duì)と米軍は7日、安全保障関連法の內(nèi)容を反映した初の共同訓(xùn)練を沖縄近くで実施した。海外で武力衝突が発生し、かつ日本に対していわゆる「重要影響事態(tài)」が発生したことを前提に、米軍機(jī)が公海上で墜落し、自衛(wèi)隊(duì)が捜索?救出を行うとの想定だ。日本問題専門家の劉華氏は中國(guó)中央テレビ（CCTV）の取材に「これは日本が米軍及び第三國(guó)に対する自衛(wèi)隊(duì)の後方支援の地理的制約を解除し、日本周辺に限られないようにすることを意味している。後方支援の內(nèi)容、性質(zhì)も大幅に拡大した。後方支援だけでなく、ある意味での戦闘支援任務(wù)も行える」と指摘した。人民網(wǎng)が伝えた。

共同通信社の報(bào)道によると、今回の訓(xùn)練は10月30日に始まる米日共同統(tǒng)合演習(xí)「キーン?ソード」の一部であり、「重要影響事態(tài)」に基づき実施される。新安保法の內(nèi)容を反映して実施される初の米日合同軍事演習(xí)だ。これまで自衛(wèi)隊(duì)の後方支援は米軍に対してのみであり、また日本周辺地域のみでの活動(dòng)だった。安保法の主要な內(nèi)容の1つである「重要影響事態(tài)法」施行後、日本周辺という地理的制限は撤廃され、対象國(guó)も米國(guó)以外の國(guó)にまで拡大する。日本メディアは、今回の訓(xùn)練は世界的範(fàn)囲での自衛(wèi)隊(duì)の活動(dòng)の準(zhǔn)備だと言えると論じた。

劉氏によると、「重要影響事態(tài)法」は実際には以前の「周辺事態(tài)法」だ。両法律の區(qū)別は「重要影響事態(tài)法」が米軍及び第三國(guó)に対する自衛(wèi)隊(duì)の後方支援の地理的制約を解除し、日本周辺に限られないようにしたこと、後方支援の內(nèi)容、性質(zhì)も大幅に拡大し、後方支援だけでなく、ある意味での戦闘支援任務(wù)も行えるようにしたことにある。

また、共同通信の報(bào)道によると、日本防衛(wèi)省は7日、「駆け付け警護(hù)」任務(wù)を初めて擔(dān)う自衛(wèi)隊(duì)PKO派遣部隊(duì)が、11月20日前後にアフリカの南スーダンでの任務(wù)遂行へ向かうことを決定した。また、集団的自衛(wèi)権を隨時(shí)行使して、國(guó)連機(jī)関や他國(guó)部隊(duì)に特別な警護(hù)を提供する準(zhǔn)備をしている。これは自衛(wèi)隊(duì)の任務(wù)が変化し、戦闘の危険性が高まることを意味する。このため日本政府は現(xiàn)在の固定手當(dāng)に加えて6000～7000円の特別手當(dāng)を支給することを決定した。これによって手當(dāng)を1日あたり2萬3000円前後に引き上げ、自衛(wèi)隊(duì)員の不満を和らげる。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月11日