▽攜帯電話のアプリが事業(yè)のプラットフォームに

取材により、「校內(nèi)達」という名稱の攜帯電話用アプリケーションが、大學(xué)でひそかにブームになっており、學(xué)生がキャンパス內(nèi)「パシリサービス」を募集したり引き受けたりする際のプラットフォームになっていることがわかった。北京地區(qū)の大學(xué)で最も多く利用され、天津市、江蘇省、湖北省などの一部の大學(xué)にも広がる。ここで発信される情報は宅配便の受取代行に関するものが中心で、サービス価格は3～5元（1元は約16.1円）ほどだ。

このアプリを開発した孫文亜さんは、「これまでに10あまりの大學(xué)を開拓し、どの大學(xué)でもサービスの取扱量が増加している。一日の取扱量が最も多い大學(xué)は400件を超え、総取扱量は1千件に迫る。増加率は最高で100％を超えた。取扱量が急に増えたのは大體11月13日からで、ダブル11に注文した荷物がこの日あたりから次々配達されるようになったからだ」と話す。

中國教育後勤協(xié)會キャンパス宅配事業(yè)委員會、菜烏網(wǎng)楽、阿里研究院が発表した初の「キャンパス宅配事業(yè)発展報告」によると、2015年を通じて、大陸部の大學(xué)で受け取りが行われた宅配便の荷物は全國の送料の約6％を占め、この市場は少なくとも7萬人の直接雇用のチャンスを生み出すことになる」という。エンさんの場合、「宅配便の受取代行で一月あたり2千元から3千元の収入を得ていた」という。

華中師範大學(xué)社會學(xué)院の金小紅準教授は、「EC、金融の成功モデルが登場すると、多くの大學(xué)生が、特に起業(yè)を考える大學(xué)生が社會に存在する一連のニーズに注目するようになった。學(xué)生たちがキャンパスでそれぞれの時間と精力を費やしてこのような試みを行うのは『実行可能』なことだ」と話す。

また金準教授は、「學(xué)生がこうしたキャリアと経験を積むことができれば、起業(yè)について少なくとも一定の理解を得ることができ、その後、セルフイメージや人生プランをよりよく調(diào)整できるようになる」と話す。