
そこで、北京に來る前に受講した講演の講師にコンタクトをとることに。日本の音楽イベントをはじめとする多くの野外イベントで環(huán)境保護に取り組む団體の代表の方です。ご縁もあり、今年7月に新潟で開催された音楽イベントでボランティアをさせていただくことになり、中國人同僚2名を連れて參加してきました。2人とも日本に行くのは初めてとのこと。環(huán)境保護の取り組み方法はもちろん學ばせて頂きましたが、それ以上に日本人の働き方やボランティアの管理體制に感化されました。例えば、5分前集合について。中國にいると、日本よりも時間にルーズだなと思うことがあります。他にも、ボランティアへの平等な気配りやあらゆる準備が周到であること、仕事時間と自由時間の正確な境目の作り方など、我々が中國で同様のことを行うにあたり、必要な要素を中國人同僚も私自身も感じとり、実際その體験まで実現(xiàn)しました。配屬先の長い歴史の中、日本の見聞を知っていたとはいえ、同僚が日本での活動の実體験に至ったことが、私の活動の機動力になったことは間違いありません。日本と中國の架け橋になるべく、大學の頃から中國語を勉強しておりましたが、確実にその夢に近づいたと実感しました。
日本での4日間のボランティア活動は、朝早く、雨も続く重労働でしたが、楽しく活動できたのは、流れてくる音楽や運営側(cè)の周到な気遣いがあったからだと思います。ごみ処理ステーションに立ち寄る観客も嫌な顔1つせず分別に協(xié)力してくれる、ボランティアも観客も楽しみながら環(huán)境問題について考え、環(huán)境保護に貢獻できる活動でした。殘された1年7ヶ月間の協(xié)力隊活動は、中國の音楽イベントにおいて環(huán)境保全の取り組みを?qū)g施することが目標となりました。その場にいる全員が、楽しく環(huán)境問題を考えるきっかけづくりを目指して、日々奮闘して參ります。
青年海外協(xié)力隊員 NGO「自然の友」 環(huán)境教育 秋吉楓



「人民網(wǎng)日本語版」2017年10月12日
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