2.委員の所感(文化社會(huì)部門(mén)）

文化社會(huì)部門(mén)の審査は、ゲスト審査委員として參加された北京第二外國(guó)語(yǔ)學(xué)院副教授の津田量先生の主導(dǎo)の下に行われ、新進(jìn)気鋭の研究者の息吹に觸れ、滯りがちな末端の脳細(xì)胞にも蛋白質(zhì)が行き渡り、老化防止と脳の活性化が図られ、緊張と程良い疲労が伴う知的な空間と時(shí)を共有致しました。

また、入賞論文の評(píng)価については、評(píng)価が一致しておりますので、具體的な論評(píng)は、津田先生の評(píng)価に譲り、私からは、概括的な見(jiàn)解と部門(mén)を超えた課題について、述べさせて頂きます。

さて、卒業(yè)論文コンクールは、第17回を迎えるに至り、応募論文の質(zhì)向上は、著しいものがあり、一部の論文を除けば、形式要件は粗満たしておりますが、參考文獻(xiàn)の質(zhì)と量については、応募校及び指導(dǎo)教師間のコンセンサスが、図られておりませんので、一言述べたいと存じます。大分前の話になりますが、北京第二外國(guó)語(yǔ)學(xué)院のシンポジウムの折若手教員から、次の質(zhì)問(wèn)が呈されました?！竻⒖嘉墨I(xiàn)と學(xué)説の引用は、どの程度必要ですか？」と聞かれたので、「最低通説と有力な少數(shù)説に觸れ、自己の位置付けを明確に示した上で、複數(shù)の引用と見(jiàn)解を示せば、論拠に厚みが増します?！工却黏à蓼筏俊?/p>

次に論點(diǎn)の數(shù)について言えば、學(xué)士論文の性格と字?jǐn)?shù)を考慮すれば、一論點(diǎn)に絞り込み、洞察力と論文作成のマナーに習(xí)熟することが、適當(dāng)かと存じます。

なお、當(dāng)コンクールの審査に當(dāng)たっては、応募者と応募大學(xué)を推測(cè)させる記載は全て削除して、番號(hào)による匿名審査を、徹底しております。

更に、採(cǎi)點(diǎn)後に於いて、當(dāng)該審査委員の勤務(wù)校と判明した場(chǎng)合は、その審査委員の採(cǎi)點(diǎn)を除外して、公正さを擔(dān)保しております。

一方、形式的な公正は、審査會(huì)を重ねるごとに徹底して參りましたが、実質(zhì)的な公平を擔(dān)保する観點(diǎn)から、各部門(mén)內(nèi)での議論を踏まえることを前提として、今年度から主査の裁量を、大幅に認(rèn)める改革を取り入れましたが、概ね好評(píng)かと存じます。

そして、各審査委員が、年代と経歴を超えて、自由に議論することが、論文審査會(huì)の特徴なので、有望な若手研究者の登用を図り、次世代への礎(chǔ)を築き、合わせて開(kāi)かれた審査會(huì)も目指します。

かくて、風(fēng)雪に耐えながらも、次の時(shí)代にも機(jī)能し得る卒業(yè)論文コンクールを目指しますので、皆様の力強(qiáng)いご支援とご協(xié)力を、お願(yuàn)い申し上げます。

結(jié)びに、公務(wù)繁忙な中遠(yuǎn)路參加された審査委員各位に、衷心よりお禮を申し上げます。

(淮?師範(fàn)學(xué)院客座教授?小野寺健）