日本の大手非鉄金屬メーカーの三菱マテリアル株式會(huì)社は23日に公告を発表し、グループ企業(yè)の三菱電線工業(yè)株式會(huì)社と三菱伸銅株式會(huì)社に製品のデータ改ざん行為があったことを認(rèn)めた。出荷先の企業(yè)は258社に達(dá)するという。新華社が伝えた。

公告によると、三菱電線の箕島製作所で2015年4月から17年9月までの間に製造されたゴムパッキンのデータが改ざんされ、対象製品は2億7千萬(wàn)個(gè)、出荷先は229社に上った。このうち宇宙航空産業(yè)の企業(yè)は70社。同製品は自動(dòng)車(chē)、船舶、航空機(jī)のエンジンなどの設(shè)備に幅広く利用されている?；鶞?zhǔn)に達(dá)していない不合格製品が自衛(wèi)隊(duì)の船舶や航空機(jī)エンジン向けに出荷されていたという。

また三菱伸銅の若松製作所で16年10月18日から17年10月17日までの間に製造された銅製品のデータが改善され、対象製品は879トン、出荷先は29社に上った。同製品は主に自動(dòng)車(chē)産業(yè)に利用されているが、三菱伸銅は最も重要な強(qiáng)度のデータを書(shū)き換えていた。

同じく三菱マテリアルのグループ企業(yè)の三菱アルミニウム株式會(huì)社もデータの改ざんが明らかになった。同社は、「すべての顧客に製品の品質(zhì)と安全性を確認(rèn)済み」として、これ以上の情報(bào)を伝えていない。

日本の製造業(yè)企業(yè)に再びデータ改ざんの不祥事が起きた。さきに神戸製鋼所が品質(zhì)データを改ざんし、日産自動(dòng)車(chē)とスバルも安全性の最終確認(rèn)である「完成車(chē)検査」でデータ改ざんを行い、日本企業(yè)が誇りにしてきた製品の品質(zhì)管理にしばしば疑いの目が注がれることになった。アナリストは、「データ改ざんは日本の非鉄金屬産業(yè)の內(nèi)側(cè)で広がるリスクがある」と指摘する。

三菱マテリアルは日本の非鉄金屬大手で、1990年に三菱金屬と三菱鉱業(yè)セメントが合併して現(xiàn)在の社名になった。16年度の売上高は1兆3040億円、純利益は283億円、従業(yè)員數(shù)は2萬(wàn)5千人に達(dá)する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年11月24日