郭大明さんが開発した燃麺

國家電網(wǎng)四川宜賓供電公司の元技術(shù)者である郭大明さん（75）は14日、自ら開発した燃麺を試食した。郭さんは數(shù)ヶ月にわたり努力を重ねた結(jié)果、ついにご當?shù)廿哎毳帷敢速e燃麺」のインスタント麺を開発した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

郭さんは1997年2月に定年退職すると、変わった形をした石を収集したり、彫刻を楽しみ、発明に取り組むなど、充実した退職後の暮らしを送っている。

多くの宜賓市民と同様、郭さんも麺料理を好み、なかでも宜賓燃麺が大好物なのだという。ほかの町で暮らす友人の多くが郭さんに、彼らが住む町で食べる宜賓燃麺はどれも「舶來品」のような味で、是非とも本格的な宜賓の燃麺を食べたいが、仕事が忙しくなかなか実現(xiàn)できないと話したのだという。そこで郭さんにとって、宜賓に來なくても、本格的な宜賓燃麺を食べてもらうにはどうすればいいかということが思考すべき問題となったのだという。

ある日、郭さんは孫が即席めんを食べるのを偶然目にし、宜賓燃麺を即席めんにすれば各地に運べると閃いた。しかし伝統(tǒng)的な技術(shù)で作られた燃麺は、作ったその場で客に出されるため、即席めんとして生産することができない。燃麺の作り方を工業(yè)化させることで、初めてインスタント化を?qū)g現(xiàn)することができる。

郭さんは今年、宜賓市が「宜賓燃麺産業(yè)発展指導(dǎo)チーム」を発足したと耳にし、そのトップ責任者に燃麺産業(yè)化発展の研究成果と意見?提案を記した手紙を送ったところ、すぐに返事が來たのだという。宜賓市経済情報化委員會の蘭國賓副主任が関係者を率い、郭さんの住まいを訪れ、検討會を開いた。郭さんは「宜賓燃麺研究開発センター」の設(shè)立を提案。宜賓市関連部門と設(shè)備製造メーカーの積極的な支持と協(xié)力により、數(shù)ヶ月後にはインスタントの宜賓燃麺のベータ版がついに完成。その品質(zhì)保持期限は6ヶ月で、火をつけると燃え、作りたてと同じくアツアツで香りも良く、本格的な味と見た目を楽しめるという。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月15日