香港地區(qū)の良好な雇用及び所得狀況は、消費(fèi)市場(chǎng)の力強(qiáng)い発展を支えている。香港地區(qū)最新の失業(yè)率は現(xiàn)在、20年ぶりの低水準(zhǔn)となる3％まで下がっている。2017年は物価上昇のプレッシャーが和らぎ、伸び率が6年連続で低下した。通年の物価上昇率は約1.7％で、2016年の2.3％を下回った。

　興味深いことに、好況により香港人の結(jié)婚にかける費(fèi)用が拡大している。香港メディアが発表した2017年結(jié)婚消費(fèi)調(diào)査結(jié)果によると、香港地區(qū)の新郎新婦の結(jié)婚支出は5年ぶりの高水準(zhǔn)となる平均約33萬(wàn)元に達(dá)し、前年より1割増となった。

　◆2018年は楽観的

　學(xué)界とビジネス界は、2018年の香港経済を楽観視している。陳氏が指摘したように、香港地區(qū)には「一國(guó)二制度」という獨(dú)特な強(qiáng)みがある。第19回黨大會(huì)の報(bào)告では、改革深化の継続、革新発展推進(jìn)という大きな方針が示された。一帯一路イニシアティブ、粵港澳大灣區(qū)の建設(shè)は、香港経済に大きなチャンスをもたらすと見(jiàn)られている。

　香港地區(qū)は2018年において、國(guó)の政策の勢(shì)いに乗り、「スーパー仲介人」の役割を演じ続ける。香港投資推広署は2017年に、広東省とマカオの一部の企業(yè)?機(jī)関と共に、シアトル及びトロントで新市場(chǎng)を開(kāi)拓した。國(guó)內(nèi)企業(yè)をPRし、海外投資を促している。

　また香港地區(qū)はさらなる優(yōu)遇稅制を打ち出し、最良の経営環(huán)境の構(gòu)築を続ける。さらに革新的な科學(xué)技術(shù)、スマート都市などの分野で新たな成長(zhǎng)源を手にする。香港特別行政區(qū)政府はこのほど、香港スマート都市青寫(xiě)真を発表した。香港地區(qū)は2018年に人工知能（AI）、生物科學(xué)技術(shù)、スマート都市、金融科學(xué)技術(shù)という4大分野の進(jìn)展を目指す。

　世界金融センター資金調(diào)達(dá)額ランキングを見(jiàn)ると、香港証券取引所は2017年に3位をキープした。世界的な會(huì)計(jì)事務(wù)所のKPMGは、新経済企業(yè)の上場(chǎng)、上場(chǎng)改革に導(dǎo)入される新制度により、香港の2018年のIPO（新規(guī)上場(chǎng)株）資金調(diào)達(dá)額は5割以上増加し、2000億元（1元は約17.34円）以上に達(dá)すると予想した。（編集YF）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年1月3日