春節(jié)（舊正月、今年は2月16日）は本來(lái)ならば楽しい連休であるはずだが、多くの獨(dú)身者にとっては帰省後、またも親戚一同から結(jié)婚を急き立てられ、戦々恐々となる時(shí)期の到來(lái)となる。「結(jié)婚を急き立てられること」、これは全世界の獨(dú)身男女にとって共通の悩みと言えるのかもしれない。

このほど、東京の獨(dú)身男女たちは都を挙げて結(jié)婚を急き立てられる目に遭っている。しかも東京都では結(jié)婚を「後押し」する動(dòng)畫まで公開されているほどだ。

今月、東京都は、「東京五輪、あなたは誰(shuí)と観ますか」というタイトルの動(dòng)畫を制作し、都內(nèi)の街頭スクリーンや地下鉄の車內(nèi)ビジョン、映畫館などで流している。動(dòng)畫の中では、交際中の男女が1964年の東京五輪をきっかけに知り合い結(jié)婚した男性の祖父母の人生を思いながら、2020年?yáng)|京大會(huì)を機(jī)會(huì)に相手との結(jié)婚を意識(shí)していく內(nèi)容。

東京都は動(dòng)畫制作について、「未婚者の結(jié)婚の後押しになって欲しい」としている。この1分間ほどの結(jié)婚を「後押し」する動(dòng)畫は都內(nèi)で繰り返し流されており、都民の間でも話題になっている。

「30歳までに結(jié)婚できればいい」とする都民もいれば、「結(jié)婚できるような経済力がない。まずは自分の暮らしを安定させてから考える」とした都民もいた。

日本人男性と女性の生涯未婚率（50歳の時(shí)點(diǎn)で結(jié)婚をしないで未婚のまま獨(dú)身でいる人の割合）は、男性が23％、女性が14％と、この25年間のうちにそれぞれ4倍と3倍以上に増加した。未婚というこの現(xiàn)象は日本の大都市で特に深刻化している。東京都を例にあげると、成人男性の4人に1人、また成人女性の5人に1人が未婚で、日本全國(guó)の平均未婚率と比べ遙かに高い水準(zhǔn)となっている。去年の日本の出生數(shù)はわずか94萬(wàn)人で、史上最低となった。日に日に深刻化する少子化問(wèn)題はすでに日本経済の中長(zhǎng)期的な発展に影響を及ぼす重要な要因となっている。（編集TK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年2月13日