2018中國発展フォーラムで、中國の大手検索エンジンである百度（Baidu, Inc）の李彥宏?董事長兼最高経営責(zé)任者（CEO）は、「インターネット市場がこれ以上拡大せず、インターネット利用者もこれ以上増えないという狀況下で、インターネットには成長のための新たな原動力が必要だ。人工知能が今後、中國経済を推進(jìn)する新たな原動力となるだろう」との見方を示し、「當(dāng)社は廈門（アモイ）金龍汽車と提攜して自動運(yùn)転マイクロバスを7月から量産する。自動運(yùn)転マイクロバスは3-5年で、一般道路で運(yùn)行可能になるだろう」と明らかにした。新華網(wǎng)が報じた。

李CEOは、「初期段階では、完全自動運(yùn)転車を普通の一般道路で走らせることはできない。そのため、観光地や港、公園など、比較的封鎖的な場所でテスト運(yùn)行したいと考えている?，F(xiàn)在、河北省の雄安新區(qū)でそのようなテストを行っている。多くの技術(shù)がまだ議論段階で、最終結(jié)論には至っていない。カギとなる目標(biāo)は、自動運(yùn)転をいかにスムーズに実現(xiàn)するかということ。雄安新區(qū)の『千年大計』（千年にわたる大きな計畫）をめぐって、當(dāng)社は現(xiàn)地政府と積極的に連攜し、スマート産業(yè)、スマートサービスの試験ポイントとなる場所を共に探したい」と語った。

今年の中國政府の業(yè)務(wù)報告は、「新世代人工知能の研究開発?応用の強(qiáng)化」を求めていることについて、李CEOは、「過去5年、中國の経済成長はかなりの程度、インターネットの推進(jìn)によって実現(xiàn)してきたのに対して、今後の経済成長は人工知能技術(shù)の発展が頼りということだろう」と分析する。

そして、「人工知能技術(shù)が発展するにつれ、會話できるスピーカーなど、『新種』がたくさん登場するだろう。『メイド?イン?チャイナ』から、『中國のスマート製造』へとレベルアップするためには、主に今後製造する裝置に、人の言葉が理解できる技術(shù)を搭載しなければならない。人類は道具を発明してからというもの、多くの精力を費(fèi)やして、それをどのように使うかを研究してきた。しかし、今後全ての裝置が人の言葉を理解できるようになれば、人が道具の使い方を勉強(qiáng)するのではなく、道具が人のことを研究するようになる。このような大きな変化が、『メイド?イン?チャイナ』のさらならステップアップを促進(jìn)するだろう」との見方を示した。 （編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月29日