湖北省産のザリガニ10萬(wàn)匹を乗せた中國(guó)と歐州を結(jié)ぶ國(guó)際定期貨物列車「中歐班列」がこのほど同省武漢市を出発し、今月中旬にはロシアに到著する。これは、FIFAワールドカップ開催中にサポーターに提供される料理に彩を添えるグルメのザリガニ料理だ。このザリガニ料理には、麻辣(ピリ辛風(fēng)味)、ガーリック、十三香(スパイス風(fēng)味)といった異なるテイストが準(zhǔn)備されている。臺(tái)灣「中時(shí)電子報(bào)」の報(bào)道を引用して參考消息網(wǎng)が伝えた。
中國(guó)代表チームは今回のW杯出場(chǎng)は果たせなかったが、異なるスタイルでこのスポーツの盛會(huì)に參戦することになった。中國(guó)は、國(guó)內(nèi)の中國(guó)農(nóng)業(yè)発展集団(農(nóng)発集団)鮮天下とアリババ農(nóng)村淘寶が共同で企畫した「W杯バージョン」のザリガニ10萬(wàn)匹をロシアに送り込む。
ロシアはこれまで、中國(guó)にとってザリガニの主要輸出先國(guó)ではなかったが、今回のW杯開催は、中國(guó)大陸部の業(yè)者にとって絶好の「ビジネス試行」のチャンスとなっている。
今回輸出されるザリガニ10萬(wàn)匹は、ロシア到著後の品質(zhì)を保証するため、全プロセスでコールドチェーン(冷凍?冷蔵供給チェーン)體制が敷かれ、モスクワ到著後は、輸入業(yè)者の手で再び物流プロセスに乗せられ、現(xiàn)地のレストランやバーに輸送される。そしてW杯の開幕と同時(shí)に、各國(guó)から集まってきたサポーターたちは中國(guó)人と同じように、「ザリガニをつまみに、ビールを飲みながら、サッカー観戦」という楽しみを味わうことができる。
農(nóng)発集団鮮天下の擔(dān)當(dāng)者は、「これらのザリガニは、すでに加工済みで、ロシア到著後、5分加熱するだけで食べることができる。中國(guó)人の多くがピリ辛風(fēng)味を好むのと異なり、歐米の人々の間では、バターやチーズを使ったザリガニ料理を好む傾向にある」と話した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年6月8日
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