
漠河市北極村で目撃された國家1級保護動物のクロテン(寫真提供者?王鉄雙)。
「中國最北端の村」で知られる黒竜江省大興安嶺地區(qū)漠河市北極村で9日、中國國家1級保護動物に指定されている非常に稀少な野生動物のクロテンが目撃された。北極村でクロテンが目撃されるのは過去20年において初めてとなる。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
漠河市は黒竜江省北西部に位置する。同市所轄の観光名所?北極村は「中國最北端の村」として、中國國內(nèi)で唯一オーロラを観測できる場所となっている。

漠河市北極村で目撃された國家1級保護動物のクロテン(寫真提供者:王鉄雙)。
今回クロテンを目撃したという北極村の王鉄雙さんは、「9日午前に家の近くの柳の木の上に、體長30センチほどのネコのような動物がいるのを見かけた。口がとがっており、しっぽは長く、體は灰色の短い毛に覆われていた。おそらく飼い犬が木の上に追いやったのだと思う。寫真を撮影してから、犬を追い払うと、その動物は地面に降りて、逃げて行ってしまった」と當(dāng)時の様子を話す。その後、王さんは撮影した寫真を現(xiàn)地の動物保護部門に提供。鑑定の結(jié)果、その動物が國家1級保護動物のクロテンであることが判明した。

漠河市北極村で目撃された國家1級保護動物のクロテン(寫真提供者:王鉄雙)。
同市の動物保護部門によると、「クロテンの體長はネコと同じくらいで、群れではなく単獨行動を好み、木登りを得意とする。野生のクロテンは主にカザフスタンやロシア、モンゴル、中國、朝鮮、日本などの國に生息する」としている。(編集TK)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年10月11日
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