英國の総合不動産サービス企業(yè)サヴィルスがこのほど発表した2018年第3四半期華北地區(qū)不動産市場研究報告」によると、北京の甲級オフィスビル市場の平均賃貸料は、6四半期続けて全四半期比上昇し続けている。1平方メートルあたりの1ヶ月賃貸料は1平米あたり366.9元（約7千円）に達し、賃貸料指數(shù)は前四半期比3.7％、前年同期比11.4％、それぞれ上昇した。北京日報が報じた。

サヴィルス研究部が取りまとめた市場調(diào)査研究データによると、2018年第3四半期における北京の甲級オフィスビル市場では、オフィスビルが新しく建てられ、この新築されたビル3棟はいずれも、ビジネスの中心地ではないことから、市全體の甲級オフィスビル空き家率をやや引き上げ、前四半期比0.6ポイント上昇、6.5％に達した。一方、ビジネス中心地は供給不足の狀態(tài)が続いており、空き家率は極めて低いレベルでとどまっている。ビジネス中心地ではないエリア物件の取引は活況を呈しており、成約物件の多くは、面積の広いものが中心で、かなり速いスピードで取引成立にいたっている。

関係者は、「CBD核心區(qū)（北京商務(wù)中心區(qū)）の中服區(qū)畫と麗沢金融ビジネス地區(qū)（麗沢商務(wù)區(qū)）オフィスビル建設(shè)プロジェクトにおける物件供給が近く実現(xiàn)する可能性は低いため、北京の甲級オフィスビル市場では、供給不足狀態(tài)が続くとみられる。このため、全市のオフィスビル賃貸料は、持続的に穏やかに上昇するだろう」との見方を示した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年10月18日