商務(wù)部（?。澩赓Q(mào)易司の責(zé)任者は17日、2018年第1?3四半期の対外貿(mào)易運(yùn)営狀況を説明した。稅関のまとめた統(tǒng)計(jì)によると、同期の輸出入額は前年同期比9.9％増の22兆2800億元（1元は約16.2円）に上った。このうち輸出は同6.5％増の11兆8600億元で、輸入は同14.1％増の10兆4200億元で、輸出から輸入を差し引いた貿(mào)易収支は1兆4400億元の黒字で、黒字額は同28.3％縮小した。中國新聞網(wǎng)が同部サイトの情報(bào)として伝えた。

同責(zé)任者は、「第1?3四半期の対外貿(mào)易は急速な伸びを達(dá)成し、構(gòu)造が最適化を続け、原動(dòng)力の転換が加速し、質(zhì)と効率がさらに向上し、安定の中で好転する流れが一層確かなものとなり、対外貿(mào)易の高い品質(zhì)の発展に向けた基礎(chǔ)が打ち立てられた」と述べた。

國際市場での事業(yè)展開をみると、従來型市場を著実に固めると同時(shí)に、新興市場への輸出が急増傾向を保ち、國際市場の最適化がさらに進(jìn)んだ。このうち新興5ヶ國（BRICS）への輸出は同9.7％増加して輸出全體の平均増加率を3.2ポイント上回り、「一帯一路」（the Belt and Road）沿線國への輸出は同7.7％増加して平均を1.2ポイント上回った。

同責(zé)任者は、「國內(nèi)の地域別事業(yè)展開をみると、中部地域と西部地域の輸出が合わせて同13.0％増の１兆9500億元で、國內(nèi)全體の増加率を6.5ポイント上回り、全體に占める割合も0.9ポイント上昇して16.5％に達(dá)した。東部地域は同5.3％増の9兆9100億元で、83.5％を占めた。

商品構(gòu)造をみると、電気機(jī)械製品の輸出が同7.8％増の6兆9100億元で、全體に占める割合は0.7ポイント増加して58.3％に達(dá)した。このうち集積回路は同22.1％増加、自動(dòng)車?車體（シャーシ）は同16.2％増加、攜帯電話?部品は同10.7％増加した。電気機(jī)械製品の付加価値がさらに高まって輸出単価が上昇し、コンピューター?部品は同9.6％上昇、集積回路は同12.2％上昇、電動(dòng)機(jī)?発電機(jī)は同9.5％上昇した。衣類や玩具など7大労働集約型製品の輸出は同0.8％減の2兆2900億元だった。

対外貿(mào)易の経営主體別の輸出狀況をみると、民間企業(yè)の輸出が同9.6％増の5兆6800億元で、全體に占める割合は1.4ポイント上昇して47.9％になり、輸出の経営主體トップの座を維持した。國有企業(yè)は同7.0％増の1兆2500億元で、外資系企業(yè)は同3.1％増の４兆9300億元だった。

貿(mào)易スタイル別にみると、一般貿(mào)易の輸出は同10.9％増の6兆7300億元で、全體に占める割合は2.3ポイント増加して56.8％になった。加工貿(mào)易は同1.9％増の３兆7500億元だった。

対外貿(mào)易の新業(yè)態(tài)をみると、発展のためのビジネス環(huán)境が持続的に改善され、越境EC、市場調(diào)達(dá)型貿(mào)易が2年続いた高度成長を土臺に、今年も急速な伸びを維持し、対外貿(mào)易成長の新たな注目點(diǎn)になっている。7月24日には、國務(wù)院が北京をはじめとする22都市に越境EC総合試験區(qū)を新たに建設(shè)することを認(rèn)可し、9月28日には、商務(wù)部が関係機(jī)関とともに浙江省などの6ヶ所の市場で調(diào)達(dá)型貿(mào)易のテスト事業(yè)第4弾をスタートし、今後は対外貿(mào)易の新業(yè)態(tài)がより広い範(fàn)囲で発展するよう推進(jìn)されることになり、対外貿(mào)易のモデル転換?バージョンアップを促進(jìn)?推進(jìn)する役割をさらに発揮する上でプラスになるといえる。

世界と比較すると、世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）がこのほど発表した今年1?8月の主要エコノミーの輸出入データに基づけば、中國の輸出入増加率は米國、ドイツ、日本といった主要エコノミーを上回り、全體の平均増加率も上回っていることがわかる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年10月18日