中國(guó)不動(dòng)産市場(chǎng)は調(diào)整コントロール政策が引き続き実施される中、住宅価格の低下傾向がますます明らかになっている。諸葛找房データ研究センターがこのほど発表した「百都市中古住宅平均価格報(bào)告」によると、11月19?25日の1週間には、全國(guó)100都市の中古住宅表示価格の平均価格が1平方メートルあたり1萬(wàn)5341元（1元は約16.4円）となり、前週比0.18％低下した。価格が低下した都市は57都市あり、平均低下幅は0.55％だった。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

▽重點(diǎn)都市の約6割で中古住宅価格が低下

同報(bào)告は、「先週の100都市の中古住宅表示価格の平均価格を前週と比べると、価格が低下したところが57都市で平均低下幅は0.55％、上昇したところが40都市で平均上昇幅は0.44％、変動(dòng)なしが3都市だった。全體としてみると、100都市の中古平均価格は1平方メートルあたり1萬(wàn)5341元となり、前週比0.18％低下し、低下幅はやや縮小した」と伝えた。諸葛找房のアナリストは、「調(diào)整コントロール政策が続いて、市場(chǎng)の期待感が徐々に変化し、中古住宅市場(chǎng)の人気が下がり続けたが、現(xiàn)在は比較的安定した狀態(tài)を保っている」と指摘した。

▽一線都市の平均価格は三線?四線都市の5倍

中古平均価格が最も高いのは深セン市の同6萬(wàn)5845元で、北京の同6萬(wàn)3517元、上海の同5萬(wàn)8902元が続き、これらトップ3都市はいずれも5萬(wàn)8千元を超えた。

都市の等級(jí)別にみると、二線都市の低下幅が最も大きかった。一線都市の中古平均価格は同5萬(wàn)8092元で前週比0.02％低下、二線都市は同1萬(wàn)8697元で同0.32％低下、三線都市と四線都市は同1萬(wàn)869元で同0.09％低下した。

データから、一線都市の中古平均価格は二線都市の3.11倍、三線?四線都市の5.34倍になることがわかる。

▽不動(dòng)産市場(chǎng)全體で「體溫」低下が続く見(jiàn)込み

中國(guó)社會(huì)科學(xué)院財(cái)経戦略研究院の住宅ビッグデータプロジェクトチーム、住宅ビッグデータ共同実験室はこのほど、「中國(guó)住宅市場(chǎng)発展月間分析報(bào)告（2018年11月）」を発表した。それによると、10月には全國(guó)の不動(dòng)産市場(chǎng)の「體溫」が全體として低下し、一線都市、二線都市、三線都市、四線都市のいずれも安定の中で低下したという。

同分析報(bào)告は、「中國(guó)共産黨中央政治局が會(huì)議で不動(dòng)産価格の上昇を斷固として抑制する調(diào)整を行うと決定した後、不動(dòng)産価格上昇への期待感に目立った変化が現(xiàn)れた。市場(chǎng)では様子見(jiàn)のムードが強(qiáng)まり、投資?投機(jī)への意欲が低下した。中央政府の不動(dòng)産価格の上昇抑制の決意には変化がなく、『住宅の投機(jī)を抑制する』方針も各方面でより著実に実施されている」との見(jiàn)方を示した。

同分析報(bào)告は、「短期的には一線?二線都市の不動(dòng)産価格は安定の中で低下し、三線?四線都市は上昇ペースがさらに低下する見(jiàn)込みだ。不動(dòng)産価格の実態(tài)とかけ離れた高騰が深刻な一部の二線?三線?四線都市は、リスクが顕在化する段階に突入する可能性がある」と予測(cè)した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年11月28日