資料寫真：香港の2階建てトラムの銅鑼灣ビクトリア公園駅（撮影：洪少葵）

米不動(dòng)産サービス大手クッシュマン?アンド?ウェイクフィールドが14日に発表した世界の主要ビジネス街に関する報(bào)告書によると、香港?銅鑼灣エリアが米國ニューヨークの五番街に代わって、世界で賃料が最も高いビジネス街になった。3位は英國ロンドンのニューボンドストリート。中國新聞社が伝えた。

同報(bào)告書が発表されるようになって30年が経つ。今回は世界65ヶ國?地域の主要ビジネス街446ヶ所について、不動(dòng)産業(yè)の賃料資料の分析を踏まえ、2018年第2四半期の賃料を基準(zhǔn)として、店舗賃料が最も高いストリートの番付を作成した。

同報(bào)告書によれば、銅鑼灣エリアの店舗賃料は年間で1平方フィートあたり2671ドルに達(dá)した。年間の賃料は前回に比べて1.5％値下がりしたが、それでも今年度の店舗賃料世界一の座を保った。

クッシュマンの執(zhí)行取締役で香港ビジネス不動(dòng)産部門の林応威主管は、「過去1年間は観光客數(shù)の回復(fù)に背中を押されて香港小売市場(chǎng)が回復(fù)し、特に18年上半期には、観光客によるデジタル製品、時(shí)計(jì)、ジュエリーなどの売上高がまずまずの伸びを示した。ぜいたく品ブランドの経営サイドは市場(chǎng)に対する信頼感を取り戻し、理想的な立地を求めるとともに、店舗の開設(shè)?拡張を積極的に考えるようにもなった。だが下半期は外部要因により香港小売市場(chǎng)の価格競(jìng)爭(zhēng)力が損なわれており、今年第4四半期の市場(chǎng)の行方に影響を與えるとみられる」と述べた。

銅鑼灣は13年以來、5年ぶりに首位を奪還した。ニューヨーク五番街が順位を下げたのは、空室率の上昇の影響があるとみられる。クッシュマンの統(tǒng)計(jì)では、五番街の店舗賃料は17年の年平均1平方フィート3千ドルから、今年は2250ドルに下がり、低下幅は25.0％で、2位に後退した。

世界で賃料が最も高いビジネス街にはこのほか、フランス?パリのシャンゼリゼ通りが4位、イタリア?ミラノのモンテナポレオーネ通りが5位に並び、日本?東京の銀座は6位で、アジアで2番目に賃料が高いビジネス街になった。一方、世界で店舗賃料が最も安いビジネス街はアフリカと中南米の新興市場(chǎng)に多く、最低賃料は年間1平方フィートあたりわずか20?30ドルだった。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月15日