外交部（外務省）の耿爽報道官は26日の定例記者會見で「米側(cè)のいわゆる『チベット相互入國法』は國際関係の基本準則に深刻に違反し、中國の內(nèi)政に荒々しく干渉し、『チベット獨立』分裂勢力に深刻な誤ったメッセージを送るものであり、中米交流?協(xié)力に対して重大な危害性を持つ。中國側(cè)はこれに斷固反対する」と述べた。

【記者】米國務省は報告で、米國の外交官、記者、一般人のチベット旅行を中國側(cè)が組織的に阻止しており、米側(cè)が昨年申請したチベット入りのうち5回は中國側(cè)に拒絶されたと指摘した。これについてコメントは。

【耿報道官】米側(cè)のいわゆる「チベット相互入國法」は國際関係の基本準則に深刻に違反し、中國の內(nèi)政に荒々しく干渉し、「チベット獨立」分裂勢力に深刻な誤ったメッセージを送るものであり、中米交流?協(xié)力に対して重大な危害性を持つ。中國側(cè)はこれに斷固反対する。米側(cè)が上述の國內(nèi)法に基づき公表したいわゆる報告は事実を顧みず、偏見に満ちており、中國側(cè)は斷じて受け入れない。

チベットの事は完全に中國の內(nèi)政であり、いかなる外國勢力の干渉も許さない。中國のチベットは各國の人々に対して開放されている。同時に、現(xiàn)地の特殊な地理?気候條件などの要素を考慮し、中國政府は外國人のチベット入りに対して法規(guī)に基づき一定の管理?保護措置を講じる。これは完全に必要なことであり、何ら非難すべき點はない。中國側(cè)はさらに多くの外國人が中國のチベット地域を訪れ、観光し、ビジネスを営むことを歓迎する。この立場が変わることはない。だが中國の法律と規(guī)定を遵守し、必要な手続きを踏むことが前提條件だ。

われわれは米側(cè)に対して、中米関係及び両國交流?協(xié)力が損なわれることのないよう、チベット関連の問題が非常に敏感であることを十分に認識し、上述の報告のもたらした負の影響を取り除くべく的確な措置を講じ、チベット関連の問題を利用した中國への內(nèi)政干渉を止めるよう促す。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月27日