広西チワン族自治區(qū)の自然保護區(qū)の赤外線カメラに映っていたコビトジャコウジカ?!?/p>
広西壯(チワン)族自治區(qū)木論國家級自然保護區(qū)の職員は先ごろ赤外線カメラの映像を整理している際、中國國家1級保護動物に指定されている絶滅危懼種?コビトジャコウジカが映っているのを発見した。同自治區(qū)の自然保護區(qū)では昨年以來、コビトジャコウジカの姿が何度も確認されている。中國新聞網(wǎng)が報じた。
コビトジャコウジカは、単獨性の動物で臆病な性格のため、警戒心が強い。メスを引き付けるために、オスが分泌する麝香は薬用価値が高く、「ソフトゴールド」と稱されている。1980年代から、麝香採取のための亂獲が原因でその個體數(shù)が激減した。
2020年4月、広西チワン族自治區(qū)弄崗自然保護區(qū)でコビトジャコウジカの生息が初めて確認され、同年10月には、同自治區(qū)の大明山保護區(qū)內(nèi)の赤外線カメラに、野生のコビトジャコウジカが活動する様子を捉えた映像が確認された。そして今回、同自治區(qū)の木論自然保護區(qū)でも撮影に成功した。
木論國家級自然保護區(qū)は、生物多様性が非常に豊かで維管束植物が1734種類、大型菌類が450種類生育し、陸生脊椎動物が367種類、洞穴生物が118種類生息している。同保護區(qū)は、貴州省茂蘭國家級自然保護區(qū)と境を接しており、世界の緯度が同じ地域の中では、唯一、連なる面積が最大で、保存狀態(tài)が最も良いカルスト森林生態(tài)システムが殘されている。2つの保護區(qū)は「中國南方カルスト」として、世界自然遺産リストに登録されている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月26日
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