2008年に金融危機(jī)が発生して以來、中國は終始一貫して主要20カ國?地域（G20）の活動(dòng)に積極的に參加し、グローバル経済の安定に向けて知恵を絞り策をうち出し、重要な役割を果たしてきた。國際通貨基金（IMF）の出資割當(dāng)額の改革をうち出したことは、09年のG20ピッツバーグ?サミットの重要な成果の一つだ。その目的はIMFの合法性と有効性を強(qiáng)化し、発展途上國を代表するというIMFの役割を具現(xiàn)化することにあったが、改革プランは未だに実現(xiàn)されていない。中國は一貫して関係國に、経済安定化プランとIMF改革プランの批準(zhǔn)を促している。

　最近、フィリピンが南中國海問題について國際司法による仲裁を申し入れたことをめぐり、中國の「參與せず、受け入れず」という立場が國際ルールを守らないものであるとする聲が上がった。だが中國は06年に「海洋法に関する國際連合條約」（國連海洋法條約）第298條の精神に則って排除聲明を提出しており、海洋の境界線、領(lǐng)土紛爭、軍事紛爭を司法?仲裁プロセスから排除するとした。ここからわかることは、中國がいつもルールに従って動(dòng)いていること、根拠があって筋を通していることだ。

　サイバースペースなどの世界の新たな境域について、中國は各國が共同で広く受け入れ可能な國際ルールを制定することを主張し、個(gè)別の國の基準(zhǔn)を「國際基準(zhǔn)」としてはならない、個(gè)別の國のルールを「國際ルール」としてはならないと訴えてきた。

　こうしたことからわかるように、中國は一貫して國際ルールを守り、國際的な責(zé)任と義務(wù)を真剣に履行し、責(zé)任ある大國という役割を発揮してきた。ほかの國も同じ方向に向かうべきで、自國に甘く他國に厳しいというのはいけない。このようにしてこそ國際ルールはより有効で公正なものになるだろう。（編集KS）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月25日