西蔵(チベット)には奧深い文化が存在する。データによると、チベットの無形文化遺産は約800件に達し、そのうちの多くは現(xiàn)在も民間に根付いている。チベットは2013年より大規(guī)模な無形文化遺産のデジタル化保護を始めており、消滅の危機に瀕していた多くの伝統(tǒng)的な文化遺産が新たな生命を手にした。新華社が伝えた。
チベット自治區(qū)無形文化遺産保護センターの責任者である阿旺旦増氏は取材に対し、「チベットのタンカ(仏畫)、ケサルの歌、地方劇などの無形文化遺産の資料が、計畫に基づき統(tǒng)一的にデータベースに収められる。これらの資料は無料で一般公開され、資源の共有を?qū)g現(xiàn)する」と語った。
チベットの民間舞踴や酥油花(バターで作った塑像)の加工技術などが、すでに「中國無形文化遺産デジタル化保護プロジェクト」に収められた。現(xiàn)地の文化部門は無形文化遺産の保護ソフトウェアなどにより、これら無形文化遺産の文字?寫真?音聲?動畫?3Dアニメーションなどの資料を収録し、その「遺伝情報」を全面的に示している。
またチベット初のケサル王(注:チベット族の英雄。敘事詩?ケサル王伝で知られる)に関するマルチメディアデータベースが、このほど使用を開始した。同データベースは講談、口述、音楽、ケサルの賛歌、ケサル王の踴り、ケサル王の歴史遺跡の6つに分かれている。
チベットが2006年に無形文化遺産の調(diào)査を始めてから現(xiàn)在まで、すでに約10萬編の書物、約2000枚のテープ?ビデオ、約4萬5000枚の寫真が集められており、伝統(tǒng)音楽?伝統(tǒng)舞踴?民俗などの10種類に分類されている。また「チベット伝統(tǒng)8大演劇」、「チベット舞踴の蕓術」のデジタル化作業(yè)も完了した。これらの取り組みは、チベットの無形文化遺産のデジタル化保護に対して、堅固な基礎を提供した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月30日
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