北京市の不動(dòng)産仲介業(yè)者のデータを見ると、2013年7月から今年2?3月まで住宅価格が高騰し、その後低下に向かったが、現(xiàn)在の住宅価格は昨年7月とほぼ同水準(zhǔn)となっている。つまり住宅市場はここ數(shù)カ月冷え込みを見せているが、1年間というスパンで見ると、住宅価格はほぼ橫ばいとなっている。これにより住宅価格と密接に関わる家賃が、低下の原動(dòng)力を失っている。
下宿人の多くが不満を漏らしているが、最終的な家賃が経済的な許容範(fàn)囲を上回らなければ、短い交渉を踏まえた上で新たに設(shè)定された家賃を受け入れている。柴さんは、「また引越し先を探せば面倒で頭も痛いから、いっそのこと住み続けた方がましだ。家賃が上がった分も、みんなで分ければ一人180元の負(fù)擔(dān)になる」と話した。
引っ越す場合、さらに仲介手?jǐn)?shù)料がかかる。これは下宿人の決定を左右する重要な要素となっている。余さんは大家から期限付きの回答を迫られ、3日後に月4800元の1年契約を結(jié)んだ。彼女はルームメイトと、このように計(jì)算した。「現(xiàn)在の住宅條件と通勤距離を維持しつつ新しい住居を探しても、昨年の4400元を下回る可能性は低い。引っ越せば、400元×12カ月の計(jì)4800元の費(fèi)用を削減できるが、仲介業(yè)者に1カ月分の家賃(4400元)を手?jǐn)?shù)料として支払わなければならない。時(shí)間と手間暇がかかり、理想的な家が見つかるとも限らない。1年間でたった400元、毎月數(shù)十元しか節(jié)約できず、割に合わない」。
北京市社會(huì)科學(xué)院経済研究所副研究員の丁軍氏は記者に対して、「契約更新で家賃が上がることには、大環(huán)境の影響があり、また賃貸市場の參與者間の役割の関係からも影響を受けている。家賃の上昇と低下は、短期間內(nèi)の住宅価格の変動(dòng)と高い関連性を持たない。今年第1四半期より住宅市場が冷え込んでいるが、契約期間の1年間という長いスパンで見るならば、住宅価格は下落しておらず、家賃が下がることもない。賃貸の乙、つまり下宿人にとって、引っ越しは時(shí)間と労力を費(fèi)やし、また潛在的なリスクもあるため、選択の際に慎重になっている。第3者である仲介業(yè)者は賃貸に過度に介入しており、少額の家賃上昇分と仲介手?jǐn)?shù)料の相殺が生じ、下宿人が引っ越しを避けるようになっている」と分析した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月10日
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