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| 7月9日、長沙市侯家塘街道電院コミュニティにて、2次元コード付き迷子札を受け取る高齢者 |
82歳の余則林さん(仮名)は、高血圧や老年性認(rèn)知癥を患っている。余さんは昨年8月、外出したまま行方が分からなくなり、家族、コミュニティ、人民警察が懸命に探し回った末、7日後にようやく見つかった。幸いにも、小さな路地にいた余さんを人民警察官が見つけたのだ。瀟湘晨報(bào)が伝えた。
7月9日から、湖南省長沙市侯家塘街道電院社區(qū)(コミュニティ)は、余さんを含む47人の高齢者を?qū)澫螭?、「守望回家」と名付けられ?次元コード付き迷子札を配布し始めた。衣服の目立つところに縫い付けておくと、緊急事態(tài)が発生した場合、心ある人が迷子札のバーコードを攜帯で読み取って本人の後見人に関する情報(bào)を入手し、老人が無事帰宅するのを助けることができる。
記者が実際に迷子札のバーコードを攜帯でスキャンしてみた。すると、本人の自宅住所、自宅電話番號、本人の近親者がいるコミュニティの電話番號、本人の個(gè)人情報(bào)などが全て表示された。
同コミュニティの王芬書記は、2次元コード付き迷子札が誕生した経緯について、次の通り話した。
管轄地域內(nèi)には、退職した高齢者が數(shù)多く住んでいる。その中には、老人性認(rèn)知癥などの疾病を患っている人も多く、自宅を出たまま行方が分からなくなる、というケースがたびたび起こり、その都度、コミュニティも家族に協(xié)力して行方不明者を捜索する。また、萬一高齢者が外出先で突然発病した場合、家族に連絡(luò)を取ることが難しいのが現(xiàn)狀だった。
多くの人から様々な意見を聞くうちに、コミュニティは、今普及が進(jìn)んでいる2次元コードを活用することを思い立った。2次元コードは、若者たちにとって、もはやなくてはならない存在となっているため、誰もが積極的に関わってくれることが期待できた。
単なる迷子札に比べ、2次元コードの迷子札は、より洗練されていて美しく、洋服に縫い付けるという新しいアイディアも取り入れられている。オーダーメイドの2次元コードは、服に縫い付けるため、繰り返しの洗濯に対して耐久性が高い。1人につき16枚配布しているが、足りない場合は追加で配布することができる。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月15日
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