〇解説—履歴書用寫真の修正は、真実性と信用性に関わる問題
記者は13日、沈さんを不採(cǎi)用とした商場(chǎng)の人事部に連絡(luò)を取った。沈さんを面接した傅マネージャーは、彼女を不採(cǎi)用とした理由について、「履歴書用寫真と実物とのギャップがあまりにも大きかった」と説明した。
傅マネージャーは、「履歴書による書面審査で、応募者の印象がかなり良い場(chǎng)合、面接もうまく進(jìn)むケースが多い。だが、我々が何よりも重視するのは、本人の誠(chéng)実さだ。もし、履歴書の寫真と本人とが全く違う場(chǎng)合、面接での印象が格段に下がるだけではなく、本人にとってマイナスのイメージにつながる」と指摘した。
安徽中天恒弁護(hù)士事務(wù)所の共同運(yùn)営者である姜萬東弁護(hù)士は、これについて、次の通り説明した。
履歴書用寫真に加工を施すことは、法律には抵觸しないが、信用の問題に大きく関わる。企業(yè)にとって、ある人物を採(cǎi)用するか否かの決め手となるのは、本人の學(xué)歴や職歴だけではなく、面接での印象がより重要になる。面接の時(shí)點(diǎn)で、履歴書用寫真が加工されたものであることが判明すれば、人事?lián)?dāng)者は、応募者が信用に足る人物ではないと判斷する可能性が高く、さらには履歴自體の真実性についても疑いを持つかもしれない。
〇専門家の助言「応募先に応じて、履歴書用寫真の雰囲気も変えると良い」
安徽省労動(dòng)法専門委員會(huì)の委員は、「応募先に応じて、履歴書用寫真も、そこに相応しい雰囲気のものに変えることは有効だ」と、次の通り提案した。
弁護(hù)士、教師、財(cái)務(wù)擔(dān)當(dāng)者など、高い専門性が求められる職種の場(chǎng)合は、正裝を著用し、端正な表情で撮影すると良い。一方、ショッピングアドバイザー、販売職、PR擔(dān)當(dāng)者などの職種なら、比較的カジュアルな雰囲気で、生き生きと寫っている寫真の方が良い。服裝はスーツが基本だが、表情は少しくだけた、活発な感じが効果的だろう。司會(huì)者、美容関係、蕓術(shù)関係などの分野の仕事に応募するなら、少し化粧を施し、最近撮影した生活感にあふれた寫真を使っても良い。服裝は、TPOをわきまえた、落ち著いた雰囲気のものが適切だ。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年8月14日
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