クラシカルなデザインとファッショナブルな機(jī)能。寫真撮影後は、カメラを使いインターネットに接続し、友人と共有できる。二眼のレンズのうち、一つは撮影に、もう一つは投影に使われる。來(lái)場(chǎng)者からは「素晴らしい」と聲があがった。人々の前から長(zhǎng)年姿を消していた「海鴎カメラ」が、人民大會(huì)堂に登場(chǎng)した。上海海鴎デジカメ公司の曲建濤総経理（社長(zhǎng)）は、「當(dāng)社が獨(dú)自に開発したデジカメ、CK10とCM9を正式に発売する」と発表した。これにより、中國(guó)デジカメ産業(yè)の長(zhǎng)年にわたる集団沈黙を経て、高級(jí)デジカメの獨(dú)自開発という空白が埋められることになった。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

中國(guó)デジカメ業(yè)界の売上は年間約500億元（1元は約16.6円）に達(dá)し、市場(chǎng)シェアの多くが日本企業(yè)に占められている。関連データによると、中國(guó)はデジカメ生産の大國(guó)で、年間生産臺(tái)數(shù)は最高で1億2000萬(wàn)臺(tái)に達(dá)したことがあるが、現(xiàn)在は約5000萬(wàn)臺(tái)で落ち著いている。これらの製品のすべてが海外ブランド、もしくはOEMとなっている。

21世紀(jì)に入ると、デジカメの圧力を受け、フィルムカメラ産業(yè)が中國(guó)で低迷し、最終的には全面的に消滅した。海鴎カメラは2004年に生産を停止した。企業(yè)再編により社會(huì)資本が投じられ、同社が復(fù)活を果たした。同社は開発に巨額の資金を投入し、デジカメ研究チームを発足した。

同社は現(xiàn)在、50數(shù)件の國(guó)家特許を取得している。これには世界トップクラスの宇宙事業(yè)級(jí)多層膜コーティング技術(shù)、同社が獨(dú)自開発した畫像処理技術(shù)「SIPT」、第5世代キャッチインフォーカスシステム、獨(dú)自の全天候型手ブレ補(bǔ)正技術(shù)などが含まれる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年8月18日