習(xí)近平中共中央総書記は18日、相次いで2回會議を招集し、改革の方針を定めた。

　午前に習(xí)総書記は中央改革全面深化小組のトップとして會議を招集し、國有企業(yè)の給與、入學(xué)試験制度など民衆(zhòng)からの訴えが大きい問題に焦點(diǎn)を合わせ、今後7年間の改革のロードマップを定めた。午後は中央財(cái)経指導(dǎo)小組として會議を招集し、革新駆動発展戦略を?qū)g施して中國経済の新たな成長の原動力を掘り起こすことを検討した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

　改革全面深化會議では上半期の改革の進(jìn)展を総括し、「黨の第18期重要改革措置実施計(jì)畫（2014-2020年）」を採択した。習(xí)総書記は「この計(jì)畫は今後7年間の改革実施の取り組みについての全體的方針であり、各改革措置の改革の道筋、成果の形式、時(shí)間の進(jìn)度を際立たせており、今後一定期間の改革を指導(dǎo)する全體的な施工図、臺帳だ。中央の関係當(dāng)局は改革任務(wù)の達(dá)成を目指さなければならない」と表明した。

　全會の會議と同様に具體的分野まで細(xì)かく定めたこと、および中央國有企業(yè)幹部の給與改革、入學(xué)試験制度改革について審議したことが注目される。

　「両改革は民衆(zhòng)からの訴えが比較的多い不公平問題だ」。元國務(wù)院參事の任玉嶺氏は中國新聞網(wǎng)の取材に「過去數(shù)年間の発展において、所得分配は地域間格差、業(yè)種間格差が大きい問題であり、國有企業(yè)で特に著しい」と指摘。「中央國有企業(yè)幹部の給與には現(xiàn)在3つの不公平がある。第1に、業(yè)種間の格差が大きすぎること。第2に企業(yè)幹部と一般社員との所得格差が大きく、正社員と臨時(shí)雇用人員が同一労働でありながら同一賃金でないことだ。第3に一部の國有企業(yè)幹部の職務(wù)消費(fèi)が浪費(fèi)を招いている。こうした問題に狙いを定め、解決しなければ改革の深化は困難だ」と述べた。

　習(xí)総書記は18日、國有企業(yè)の所得分配秩序を段階的に規(guī)範(fàn)化し、不合理な高所得は調(diào)整するよう明確に指示?！竾味à幛肼氊?zé)履行待遇と財(cái)務(wù)制度の定める基準(zhǔn)に合致した業(yè)務(wù)支出以外に、國有企業(yè)幹部に『職務(wù)消費(fèi)』はあってはならない」と強(qiáng)調(diào)した。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年8月19日