北京市延慶県八達嶺特區(qū)はこのほど、樹木そっくりの形をした避雷針を長城に設(shè)置することを明らかにした。北京の観光地で、樹木に似せた避雷裝置が設(shè)置されるのは、今回が初めてのケース。今年の年末には、八達嶺長城の全體が避雷針に覆われることになる。
八達嶺長城は、全長7441メートル、うち3741メートルが一般開放されているが、殘りは未開放という。八達嶺特區(qū)文教保衛(wèi)科(文保科)の擔(dān)當(dāng)者は、「未開放區(qū)間の一部は、崩落した、あるいは崩落しかけている城樓だ。崩落したこれらの地表に避雷針を設(shè)置することは不可能なことから、長城本體から外側(cè)に約2メートル離れた地點に模造樹木を植える。20萬元あまり(約340萬円)の製造費を費やし、高さ約15メートルから18メートルのマツやヒノキの模造樹木を造る。これらの模造樹木は、従來の避雷針と同じ機能を備えているほか、外観?造型面でも観光地の風(fēng)景を損なうことなく、長城の従來の姿をより良く保護することができる」とコメントした。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年8月25日
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