チベットで巡回診療を行う中國初の高地用醫(yī)療車両

高山病のリスクを最低限に抑え、高原地帯の負傷者?患者の搬送、救護、現(xiàn)場での手術(shù)をスピーディーに実現(xiàn)することを目的とした中國初の高地用救急醫(yī)療車両が、中國航天科工集団第二研究院第699工場で生産され、チベットに交付された。同車両は機動性と靜音性が優(yōu)れており、加圧?酸素供給により低標高の環(huán)境を車內(nèi)に作り出す。同車は中國の高地緊急救護の研究、高地醫(yī)療救護能力の強化の基礎(chǔ)を固めた。人民日報が伝えた。

初の高地用醫(yī)療車両は、高地での機動性、各システムおよび構(gòu)造の耐震性と信頼性が十分に検証された。同車は高山病の治療効果、車內(nèi)の快適性などで高い評価を得ている。同車は2日間で1300キロを移動し、溝、急カーブ、坂道を問題なく乗り越え、なおかつ醫(yī)療チーム全體の「救急」任務(wù)を擔(dān)い、動力性能と道路狀況への適応性が検証された。

同車は標高4800メートル以上の阿里（ガリ）地區(qū)で、標高2800メートル以下の環(huán)境條件を長時間維持した。試験に參加した隊員の高山病の問題を効果的に解消したほか、バッテリー性能、圧力制御、車內(nèi)空間の密封も検証された。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月12日