北京大學(xué)第三病院は19日、中國(guó)が世界で初めて3D印刷を利用した人工軸椎?椎體置換術(shù)に成功したと発表した?；颊撙匣貜?fù)し、すでに退院している。これは腫瘍切除後の脊椎構(gòu)造の再構(gòu)築の新手段となった。光明日?qǐng)?bào)が伝えた。

同病院の整骨科主任の劉忠軍氏は、「患者は12歳で、ユーイング肉腫を患っていた。腫瘍は軸椎（第二頚椎）に位置しており、いつ治療不能な脊髄の損傷が生じ、呼吸停止に到ってもおかしくない狀況だった。ユーイング肉腫は稀に見(jiàn)る脊柱に生じる悪性腫瘍だ?，F(xiàn)在の主な治療手段は手術(shù)と化學(xué)治療の結(jié)合で、そのうち手術(shù)による切除が重要になっている。腫瘍の切除後、侵食された軸椎をすべて取り除く必要がある。しかしそうすれば、患者の首と頭の間の頚椎が1つ失われる。ゆえに伝統(tǒng)的な治療方法では、患者の飲み込みが困難になる可能性があり、寢ている時(shí)も頭を床に付けられなかった」と説明した。

劉氏が率いるチームはチタン合金粉末を使った3D印刷技術(shù)で、軸椎の複雑な形狀をコピーした隙間のある金屬構(gòu)造を作成した。骨細(xì)胞を金屬の隙間に向かい成長(zhǎng)させることで、融合の効果を生むことができる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年8月20日