
南京の高速鉄道
高速鉄道の輸出に関し、中國と日本が東南アジアで激しい競爭をしており、中國の高速鉄道が影響力を強める中、日本は落札に強い決意を示している。
2015年に、シンガポールとマレーシアを結(jié)ぶ高速鉄道の入札が行われる予定になっており、これに現(xiàn)在計畫立案中のインドやタイなどを合せると、高速鉄道の総延長距離は1萬キロ規(guī)模になる。経済的な飛躍を続けるアジア各國に向け、日本と中國は自國の高速鉄道技術(shù)の売り込みにしのぎを削っている。
中國政府は現(xiàn)在、中國?雲(yún)南省からラオスとタイ、マレーシア、シンガポールを結(jié)ぶ、アジア3000キロを縦貫する高速鉄道計畫を進めている。これが実現(xiàn)すれば、人の往來と貿(mào)易が大きく促進され、中國と東南アジア各國の結(jié)びつきはより強固になり、中國の影響力はさらに強まる。
中國は昨秋、タイに対して高速鉄道の建設(shè)費用をコメなどで代替する提案を行った。また、財政的に苦しいラオスに対しては、同國の鉄道資産や鉱山収入などを擔保にして総額7000億円を融資し、高速鉄道を建設(shè)する計畫を申し出ている。
こうした狀況に、國際協(xié)力機構(gòu)(JICA)の専門家で、ラオス計畫投資省政策顧問を務(wù)める鈴木基義氏は「コストの回収はその後の車両やメンテナンスなどで何とかカバーすることを考えればいい。たとえ0円でも、なんとしても落札しなければならない」と中國の攻勢に危機感を高めている。
レコードチャイナ 2014年9月19日
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