中國(guó)日?qǐng)?bào)社と日本「言論NPO」の共催の「第10回北京-東京フォーラム」が28日、東京で開幕した。同日午後に行われた外交?安全保障に関するサブフォーラムでは、両國(guó)の代表が各自の立場(chǎng)から現(xiàn)在の中日間の安全保障の現(xiàn)狀に対する認(rèn)識(shí)を示した。立場(chǎng)や見解の相違は存在したものの、參加した代表らは、危機(jī)管理體制を構(gòu)築することが中日の安全保障分野の急務(wù)であるとの認(rèn)識(shí)で一致した。人民網(wǎng)が伝えた。

　両國(guó)の代表は、これまでの中日間の危機(jī)管理體制は不十分で、船舶の衝突事件や日本の島購(gòu)入などで対立が急速に拡大し、中日関係が苦境に陥ったとし、こうした局面をただちに改善する必要があるとの見解で一致した。國(guó)防大學(xué)戦略研究所の朱成虎少將は、雙方が共通認(rèn)識(shí)を守ることを前提として、海軍や空軍の交流を強(qiáng)化することも相互信頼を積み重ねる方法となると指摘した。朱少將は、海上災(zāi)害救助訓(xùn)練や醫(yī)療救護(hù)の共同実施、軍事留學(xué)生の相互派遣などの具體的なプランも挙げた。日本側(cè)の金田秀昭?元海上自衛(wèi)隊(duì)海將と小野田治?元航空教育集団司令官もこれに積極的な回答を行った。

　サブフォーラムでは、東中國(guó)海問題も焦點(diǎn)となった。軍事科學(xué)院の姚雲(yún)竹少將は、中國(guó)の防空識(shí)別圏設(shè)立の合法性?合理性について改めて説明した。姚少將はさらに、東中國(guó)海地域での中日雙方の排他的経済水域と防空識(shí)別圏は重なっており、両國(guó)は、萬一の衝突を避けるため、具體的で操作性の高い共同規(guī)則を確立する必要があると指摘した。

　また中國(guó)側(cè)代表は、日本による集団的自衛(wèi)権の解禁や?？諄I面からの対中監(jiān)視活動(dòng)の強(qiáng)化などの問題についても疑問を呈し、中國(guó)側(cè)の立場(chǎng)を強(qiáng)調(diào)した。（編集MA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月28日