ノーベル平和賞

ノーベル平和賞の受賞者が本日午後、ノルウェーで発表される。今年推薦を受けたのは、史上最多の計278候補。戦爭の中で平和を呼びかけ、貧困問題に取り組んできたフランシスコ?ローマ法王、米英情報機関による極秘の情報収集活動を暴露したエドワード? スノーデン氏、プーチン政権に批判的な報道を行った露ノバヤ?ガゼタ紙、憲法9條を固守する日本國民などが、西側(cè)メディアによる受賞者予想の有力候補に挙がっている。どれも受賞するだけの理由があるが、完全に條件を備えているとは言えない。憲法9條を推薦した日本の市民団體「憲法9條にノーベル平和賞を」実行委員會は9日、10日午後に記者會見を開き、ノーベル平和賞の発表を見屆けるとした。同委員會事務(wù)局の岡田えり子さんは、「受賞できるかどうかよりも、多くの人がこの貴重な平和憲法を守ることが重要」と述べた。環(huán)球時報が伝えた。

米ワシントン·ポスト紙の9日の報道によると、ノルウェーのノーベル委員會は現(xiàn)地時間10日午前11時に今年のノーベル平和賞受賞者を発表する。

2012年と2013年、ノーベル平和賞はそれぞれ歐州連合、化學(xué)兵器禁止機関という団體に授與された。これを受け、今年は憲法9條が受賞するという予測が高まっている。憲法9條の主な內(nèi)容は、日本が「國権の発動たる戦爭、武力による威嚇、武力の行使」を放棄するというものだ。ワシントン·ポスト紙は、「戦爭の絶えない今の世界において、平和は非常に貴重なもの。ノルウェーのオスロ國際平和研究所のハルプビケン所長も憲法9條の受賞を支持している」と報じ、ハルプビケン所長の言葉として「日本國民の多くはこの非侵略の誓いが、1946年以來、戦爭を避けることができた大きな理由だとみている」と伝えた。