李克強(qiáng)総理は年末にアジア歐州諸國を歴訪する。この外遊は中國と訪問國との関係強(qiáng)化に資するだけでなく、3つの地域?準(zhǔn)地域協(xié)力枠組みを強(qiáng)化し、発展させ、協(xié)力の潛在力を引き出すうえで重要な意義を持つ。

■上海協(xié)力機(jī)構(gòu)に「新たな原動力」

　李総理によるカザフスタン訪問は就任後初めてであり、中國総理による訪問としても2008年以來6年ぶりだ。

　上海協(xié)力機(jī)構(gòu)研究センターの盛世良常務(wù)理事は「中國?カザフスタン関係は現(xiàn)在、非常に良い発展の勢いを保っており、安全保障、経済?貿(mào)易、コネクティビティ分野の協(xié)力で著しい成果を挙げている。李総理は第2回中國?カザフスタン定期首相會合に出席するほか、両國企業(yè)會員會の活動で式辭を述べ、総額100億ドルを超える見込みの両國間の協(xié)力文書約30件の調(diào)印に立ち?xí)Α工日h明した。

■中國?歐州関係の発展に「新たなエンジン」

　李総理はカザフスタンの次にセルビアを訪問する。セルビアで李総理は第3回中國?中東歐諸國首脳會議に出席し、中東歐16カ國首脳と協(xié)力の大計を話し合う。　中國社會科學(xué)院歐州研究所の孔田平研究員は「中國?中東歐協(xié)力の『新たなプラットフォーム』として2012年に発足した『16プラス1』首脳會議の枠組みによって、雙方の協(xié)力は大幅に強(qiáng)化された。現(xiàn)在、中國?中東歐諸國間の大型協(xié)力は重大な進(jìn)展を遂げている。中國企業(yè)とセルビア、ルーマニア、ボスニア?ヘルツェゴビナなどの國との道路、橋、発電所などインフラ整備分野における?yún)f(xié)力は実り豊かな成果を挙げている。雙方は教育?文化分野でも長期的な協(xié)力プラットフォームを構(gòu)築した」と説明した。