中國外交部（外務(wù)?。─魏槔趫蟮拦伽?日の定例記者會見で「南中國海に関する米側(cè)の報告は、南中國海問題において特定の立場を取らず、一方の側(cè)につかないとの自らの約束に違反するものだ。問題を客観的かつ公正妥當(dāng)に捉え、取り扱うよう米側(cè)に促す」と表明した。

　――米國務(wù)省がこのほど南中國海における中國の海洋主張に関する報告をウェブサイトに発表したことについて、コメントは。

　南中國海における中國の主権と権利の主張は長期の歴史的過程の中で次第に形成されたものであり、歴代中國政府も長年堅持してきた。中國は関係する當(dāng)事國と歴史的事実と國際法の尊重を基礎(chǔ)に、直接の交渉や友好的協(xié)議を通じて、南沙（英語名?スプラトリー）諸島の一部の島や礁の領(lǐng)有権爭いおよび南中國海の一部海域の海洋権益の主張が重なる問題を解決すべく、一貫して盡力している。

　米側(cè)報告は基本的事実と國際法理を無視しており、南中國海問題において特定の立場を取らず、一方の側(cè)につかないとの自らの約束に違反するものであり、南中國海係爭の解決および南中國海の平和?安定にみじんも寄與しない。約束を順守し、言動を慎み、問題を客観的かつ公正妥當(dāng)に捉え、取り扱うよう米側(cè)に促す。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月10日