また、同擔(dān)當(dāng)者は、「この防空サイレン裝置は、かなり巨大な裝置で、『體積』『パワー』『デシベル』の3點(diǎn)から見て、世界最大といえるだろう」と強(qiáng)調(diào)した。

防空サイレン裝置「護(hù)衛(wèi)者」のラッパの口徑は、高さ2.6メートル、幅2.4メートル、本體の高さは3メートルある。ラッパ部分だけでも、身長(zhǎng)1.8メートルを超える長(zhǎng)身の男性が6人橫たわっても、まだ十分余裕がある。また、出力パワーは157.5Kwに達(dá)し、これは一般的な防空サイレン裝置の約30倍に相當(dāng)、周囲30平方キロメートルの範(fàn)囲內(nèi)ならば、サイレン音をはっきりと聴くことができる。一般的な裝置ならば、カバーできる範(fàn)囲は５平方キロメートルにとどまる。

今回の「護(hù)衛(wèi)者」の輸送に際し、輸送費(fèi)や人件費(fèi)を含む約10萬元の費(fèi)用は、すべてメーカー側(cè)が負(fù)擔(dān)した。メーカー擔(dān)當(dāng)者はこれについて、「南京大虐殺という歴史的な災(zāi)難について、南京市民のみならず、中國(guó)人ひとりひとりが、深く心に記憶を留めておかなければならない。私たちがお金と労力を注ぎ込み、この超大型防空サイレン裝置を南京まで運(yùn)んだのは、より多くの人が、警報(bào)サイレンを聴くことで、犠牲となった人々を悼み、歴史を心に刻み、悲劇を再び繰り返さず永遠(yuǎn)に平和な世界を築くという決意を持つよう、深く願(yuàn)ったことによる」と語った。

「護(hù)衛(wèi)者」は、現(xiàn)在調(diào)整段階にあり、國(guó)家追悼日の防空サイレンシステムに組み入れられる。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月12日