日本のもう一つの長(zhǎng)所は、清潔であること。空港、駅、そしてショッピングセンターの公衆(zhòng)トイレまでもがウォッシュレットで、トイレペーパーも必ず2ロールが用意されている。

その頃、日本にはまだ現(xiàn)在のように大量の中國(guó)人観光客が押しかけていなかったが、インターネットで検索すれば、「日本ショッピング攻略」がいっぱい出てきた。電化製品以外で、最も人気が高かったのは薬用化粧品だった。日本のドラッグストアでは、個(gè)裝された旅行用蒸気アイマスクや、足専用消臭スプレーなど、面白いグッズをたくさん見かけた。

中國(guó)人にとって、日本が西歐諸國(guó)に勝るもう一つの魅力は「食」である。日本の料理は見た目も美しく、食感もとてもいいから、中國(guó)人は日本の「食」に対して親近感を持つ。ラーメンやお壽司などは言うまでもなく、地下鉄にある目立たない小さな店でも驚くほどおいしい。

あれからというもの、私は毎年日本へ旅行し、東京、大阪、京都、奈良、北海道、そして箱根、伊豆、鎌倉(cāng)といったところまで足を運(yùn)んだ。家族や友人のために日本のステンレスボトルやカメラ、そして母に素?cái)长蚀讹埰鳏胜嗓蛸Iってきた。

周りの友人と話をしていて気付いたことだが、今わざわざ日本にいってカメラを買う人がどんどん減っているという。その理由は、以前、日本のカメラメーカーは最新式の商品をまず日本で発売するのが恒例だったが、中國(guó)が日に日に重要な市場(chǎng)となり、今では二つの市場(chǎng)でほぼ同時(shí)に新商品が発売されるようになったため、わざわざ日本まで行って買い求める必要がなくなったのだ。