日本がタイの高速鉄道への投資資金を調(diào)達(dá)できるかにも疑問(wèn)符が突き付けられている。日本のある高官は25日、記者の取材を受け、日本政府は「手元に金がない」と指摘した。中國(guó)政府の手元には大量の外貨準(zhǔn)備があるが、日本はこれと違い、「財(cái)政赤字がGDPを超え、利用できる政府開(kāi)発援助の金額も減少している。日本企業(yè)は利益の出ないプロジェクトには投資しない」

▽日本はの目的は「かき亂す」こと？

タイだけでなく、日本は最近、世界規(guī)模で中國(guó)と鉄道受注競(jìng)爭(zhēng)を繰り広げている。中國(guó)とインドは昨年、ニューデリーからチェンナイまでを結(jié)ぶ高速鉄道プロジェクト実施を検討することを発表した。全長(zhǎng)は1750km、設(shè)計(jì)時(shí)速は300kmに達(dá)する。日本は2013年、インドと協(xié)力合意を締結(jié)し、ムンバイからアフマダーバードまでの高速鉄道専用線建設(shè)の事前調(diào)査を行った。全長(zhǎng)約500kmで、2017年に起工となる。

日本はさらに、マレーシアからシンガポールまでの高速鉄道プロジェクトの建設(shè)権獲得にも乗り出し、インドネシアへの高速鉄道列車の輸出も積極的に推進(jìn)している。日本メディアによると、日本はすでにインドネシアと高速鉄道での協(xié)力でほぼ合意を達(dá)成していたが、インドネシアは今年に入って中國(guó)の高速鉄道の技術(shù)と設(shè)備の導(dǎo)入に高い関心を示すようになり、中日間のインフラ輸出競(jìng)爭(zhēng)は短期的には決著のつかない狀況となっている。

ドイツ紙「ハンデルスブラット」の27日の報(bào)道によると、ドイツ鉄道は中國(guó)の南北車への列車と予備部品の発注意向を公にしていたが、日立もこの分け前にあずかろうとの動(dòng)きを見(jiàn)せている。ドイツ鉄道グループ理事のHeike Hanagarth氏は、日立が新たな潛在サプライヤーであることを認(rèn)めた。

米紙「ウォール?ストリート?ジャーナル」は、東南アジア地域の高速鉄道網(wǎng)は今後十?dāng)?shù)年で急速に発展すると見(jiàn)られ、高速鉄道技術(shù)輸出國(guó)の中國(guó)と日本はすでに「全面戦爭(zhēng)」に突入していると伝えた。日本の最近の動(dòng)きについて日本のある高官は、その目的は「中國(guó)と競(jìng)爭(zhēng)し、局面をかき亂すためであり、東南アジアの國(guó)はこれをはっきりと認(rèn)識(shí)すべきだ」と語(yǔ)っている。（編集MA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年5月29日