7.復(fù)路航空券とホテル予約確認(rèn)書を持っていない

強(qiáng)制送還の対象となるさまざまな狀況の中には、観光客が、復(fù)路航空券や宿泊ホテルの予約確認(rèn)書を所持していないことから、入國目的が疑われる場合がある。時間に自由がきくため、往路の航空券だけを買い、ホテルも事前に予約しない旅行者が増えている?，F(xiàn)地の狀況次第で帰國する日程を決める、あるいはどこに旅行しようか計(jì)畫する際に、ホテルは前もって予約せずに現(xiàn)地で決めようという算段だ。そのような旅行者が、入國の段階で、復(fù)路航空券やホテル予約確認(rèn)書を持っているはずはない。

このような場合、対策のひとつとして、帰路のスケジュールを決めないオープン航空券を買い求める方法がある。この種の航空券なら、旅行後、必ず帰國することが証明される。ある國?地域を経由して第三國に行く場合は、目的國のビザを提示し、その後の大まかな旅程を説明すれば、移民局や入國審査の擔(dān)當(dāng)者も納得する。

8．肌の露出が大きい

北京出入國検査総局はこのほど、東南アジアのある國から強(qiáng)制送還された中國人女性の王さんを、人民警察を通じて引き取った。肌の露出が大きすぎる服裝をしていたことが、強(qiáng)制送還の理由だった。

出入國検査総局の人民警察によると、王さんは極端に肌を露出する服を著ており、機(jī)內(nèi)ではブランケットで肌を覆っていたが、ターミナルビル內(nèi)では、寒さにぶるぶる震えていたという。彼女は、北京にある某大學(xué)に通う學(xué)生で、卒業(yè)を控えており、東南アジアの某國の卒業(yè)旅行に出かけた。肌の露出が大きすぎる服を著用し、入國目的がはっきりしていなかったために、入國を拒否され、強(qiáng)制送還されるとは思いもよらなかったという。

出入國検査擔(dān)當(dāng)の人民警察は、「一部の観光目的國では、大変保守的な風(fēng)習(xí)が今でも続いており、國によっては、肌を大きく露出する服裝をしている人は特別な職業(yè)についているとみなされ、入國時に拒否される場合がある。わざわざ自分から面倒事を持ち込むことは避けた方が良い」と警告している。 （編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月16日