中國海軍は空母「遼寧」が通常の訓(xùn)練と科學(xué)研究?試験のため12日午前に青島の某軍港から関係海域へ出航したことを明らかにした。遼寧の出航は今年2回目だ。これまでと異なり、今回は海軍業(yè)務(wù)機関が同行して遼寧と空母指揮機関の訓(xùn)練を監(jiān)察する。環(huán)球時報が伝えた。

　中國海軍によると、遼寧は2012年9月の就役以來、100項目に上る科學(xué)研究?試験や艦載戦闘機「殲-15」、各種ヘリコプターによる離著艦訓(xùn)練などを行った。今回の海軍業(yè)務(wù)機関による訓(xùn)練の監(jiān)察は、過去3年近くの試験と訓(xùn)練の成果を検証、評価するものだ。

　「これは段階的な検証だ」。海軍専門家の李傑氏は12日「これまでの取り組みを検証し、評価するものだ。大きな問題がなければ、武器系統(tǒng)の使用、人員の配置、訓(xùn)練方法などこのモデルを確定し、今後の空母にも用いる」と述べた。

　今回の評価のもう1つの意義は、重大な節(jié)目となって、今後遼寧の訓(xùn)練が多少異なるものになるということにある。李氏によると、これまでの訓(xùn)練は空母の裝備取りつけ過程での訓(xùn)練であり、軍人以外に設(shè)計部門の関係者、工場の関係者も參加して、主に新たな基準(zhǔn)、規(guī)範(fàn)、制度の制定を模索するものだった。今後は空母と航空機の合同訓(xùn)練、空母艦隊訓(xùn)練が重點となる。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月15日